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平成20年第1回定例会 環境文教委員会 本文 開催日:2008年03月14日
平成20年第1回定例会 環境文教委員会 名簿 開催日:2008年03月14日

  • "公共下水道管渠整備事業費"(/)
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  1. 生駒市議会 2008-03-14
    平成20年第1回定例会 環境文教委員会 本文 開催日:2008年03月14日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時1分 開会 ◯委員長(小笹浩樹君) おはようございます。それでは、ただ今から環境文教委員会を開催いたします。  本日の会議につきましては、お手元に配布いたしております次第に基づき、順次審査を行いますので、ご了承願います。  また、過日の議案等説明会において各議案内容の説明を受けておりますが、平成20年度各会計予算については、予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について所管の部長から費目順に再度説明を受けます。なお、発言に当たっては、簡潔かつ明快にされるよう十分ご留意願います。  なお、本日の会議につきましては、報道、市民の傍聴を許可いたしておりますので、ご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時2分 開議 2 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、ただ今から審査いたします。  1、審査事項、(1)議案第13号、平成19年度生駒市一般会計補正予算(第6回)の当委員会関係分を議題といたします。  なお、内容については、過日の説明会において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが、よろしいですか。              (「はい」との声あり) 3 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。中田部長。 4 ◯教育総務部長(中田好昭君) ちょっと1件ご報告させていただきたいんですが、過日、2月6日の全員協議会で、こちらの方が生駒中学校本館改築工事についてご説明させていただきました現状、その後の対応ということで、ちょっとこの時間、お借りして報告させて。今回の補正予算にも関連しますので。  ご存じのように、生駒中学校の本館中館の改築工事につきましては、建築基準法。 5 ◯委員長(小笹浩樹君) ちょっと待ってもらえます。もし中で話が出てきたときに答えていただくということで。  よろしいですか。質疑ございませんか。(発言する者あり)いや、ちょっと待って。ほかの質疑はないですか、この議案に関係して。この議案のところでもう一回話を。 6 ◯教育総務部長(中田好昭君) いや、ここの議案と思うんです。 7 ◯委員長(小笹浩樹君) そうですか。そうしたらお願いします。 8 ◯教育総務部長(中田好昭君) ただ今議題になっております繰越明許費の中で、12ページでございますが、教育費の中学校費で、生駒中学校改築事業について4億繰越明許の補正をお願いしております件で、先ほどちょっと言いかけましたけど、この生駒中学校の本館中館の改築工事につきましては、建築基準法の昨年の改正によりまして、建築確認許可に時間を要していたものでございまして、先般、11日に認可されましたことを受けまして、早期に本格的な工事に着手したいということで、今定例会に間に合うよう今準備作業を進めておりますが、間に合えば追加ということで、ご審査の方、またお願いしたいと思います。よろしくお願いたします。
    9 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 10 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 11 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第13号の当委員会関係分については原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 12 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第13号の当委員会関係分については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 13 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(2)議案第32号、生駒市立幼稚園保育料入園料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明は省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが。              (「簡単に」との声あり) 14 ◯委員長(小笹浩樹君) はい。では、簡単に説明をお願いします。中田部長。 15 ◯教育総務部長(中田好昭君) それでは、議案第32号についてご説明いたします。  説明に先立ちまして、過日の全員協議会で配布させていただきました「幼稚園の保育料改定」の資料につきまして訂正をお願いしたいと思います。恐れ入りますが、4ページで、カラー刷りの部分だと思うんですが。その中で、保育料改定による歳入の比較の表中ですが、平成22年度の段の、一番下段ですが、対前年の年間負担増額で4歳児3,600円と表記している部分ですが、その4歳児を2,400円に、また、その下の5歳児0円を5歳児3,600円にそれぞれ訂正をお願いいたします。  それでは、本案につきまして簡単にご説明いたします。  議案書の73ページになると思います。  幼稚園の保育料につきましては、平成8年の改正以後、平成13年度からの3歳児保育の全園実施や、同施策の実施に係る3歳児介助講師の加配、4、5歳児の保育に係る特別支援加配講師の配置、さらに昨年度から行っています預かり保育の実施、さらに、幼稚園のサービスの拡充ということで、来年度から3歳児の全園受入れという施策を展開しておりますが、この11年間据え置かれたままの状態となっております。  こういったことから、更なる公的なサービスの拡充を図るといった観点から、あるいは保護者の世代間の負担の公平、平準化を図るため、県下各市の状況、あるいは一般的に保育料の算定基礎とされております地方交付税算定基礎単価費用を勘案いたしまして、保育料の段階的な引上げを願うものでございます。以上、よろしくお願いいたします。 16 ◯委員長(小笹浩樹君) 説明は終わりました。  本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田委員。 17 ◯委員(浜田佳資君) この保育料の改定ということなんですが、資料を基に考えていきますと、3歳で入園した人が4歳になる、次5歳になると。そういった場合は、確かにその時点では値上げはないという状況にあって、まあそれなりに考えてられるなというふうに思うんですが、ただ、資料を見ますと、ちょっと大きくしますと、これまでこういうふうになだらかに来てたのが、こういうふうに上がるわけですよね。ちょっと見にくいので大きくしますと、このように上がるということになっております。だから、確かに幼稚園に入った人から見ますとそう上がらないというふうに、3歳児から4歳になるときは一応下がるという形に、それから上がらんという仕組みになっているんですが。こうやって取りますと、5歳は1回、一息つくんですが、4歳児に関しては3年連続で上がるというような形になりまして、いかにもちょっと今の諸物価高騰の折どうかなというふうに思いますが、その点はいかがでしょうか。 18 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 19 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 本当に、この諸物価が上がっている折にというタイミングでは申し訳ないとは思うんですけれども、ここ11年据え置いているというようなこと、また、各市も交付税単価に上げているというふうな状況から、先を見通して6,300円にさせていただきますよ、でも少しずつにさせていただくという今回の制度改正にさせていただいております。 20 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 21 ◯委員(浜田佳資君) 確かに様々な施策の改善をされて非常に便利になっていると、幼稚園が良くなっているという点からもかんがみまして、多少値上げすることは理解ができます。それ自体を全面的に反対するものではありません。だから、来年度で止まっている分においては、私は理解できるものなんですが、こう後までいくという点に関して何とかご配慮願えないかということを要望したいということであります。 22 ◯委員長(小笹浩樹君) 答弁いいですか。峯島課長。 23 ◯教育総務課長(峯島 妙君) この算定基礎額というのは、大体今までの流れでいきますと、3年ごとに国の方で見直されておりまして、6,300円が、また23年以降、6,500円なり6,600円が想定されるわけでございまして、どこかで決めていかないとますます平準化というのが難しくなるので、今後、幼稚園の応募のときにも、このようになりますよと先にお伝えすることも親切かなと思いまして、3年経過措置をさせていただいているところでございます。 24 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。伊木委員。 25 ◯委員(伊木まり子君) 国で3年ごとに見直しということやったんですが、何でこの11年間も据え置かれて。いや、提案されてきたけども同意が得られなかったのか。この表を見てたら、生駒だけがずっと5,500円で11年間来てるわけですよね。やっぱり、保育料のことを考えると、当然上がっていっても良かったんじゃないかなと思って。どうして据え置かれたのかというのが1点と。  あと、3歳児全員の保育が始まりますけど、どれぐらいの人数の3歳児が利用されているのか教えてください。 26 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 27 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 11年間据え置かれてたことにつきましては、申し訳ないですけれども、担当課の方からも値上げについてのお話を提案していなかったというのが現状です。今回、満を持してといいますか、いろんな制度も新たにやっているようなこと、あるいは行革の折であるとか、そういうようなことから今年度は久しぶりに提案させていただいたので、こちらからしてなかったということが現状です。議会に提案して否決されたりとか、そういうことではございません。  それから、3歳児の受入れなんですけれども、今年、おかげさまで生駒台幼稚園を除いて全園3歳児の受入れをさせていただくことができまして、ちょっと人数は今から確認しますので、少しお待ちください。 28 ◯委員長(小笹浩樹君) 伊木委員。 29 ◯委員(伊木まり子君) 人数を聞いたのは、私も子育てをして、3歳から受け入れてもらったらすごい楽やなと思ったので、一体どれぐらいの人が利用されているのか。後でも結構です。今じゃなくていいです。 30 ◯委員長(小笹浩樹君) それはまた後でということで。  ほかにございませんか。井上委員。 31 ◯委員(井上充生君) 3歳児保育を始めとして、現状の中で、保育料の中でその要望、ニーズがあって、生駒独特の事業をされているんだと思うんですけども、今回、それで値上げするということで。例えば値上げしてもこの事業を進めてほしいとか、そういうような何かアンケートとかとられたとか、情報を得られているとか、そんなんはあるんですかね。 32 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 33 ◯教育総務部長(中田好昭君) アンケートにつきましては、預かり保育をする際に、たしか、去年、おととし、学力育成の検討委員会というのが今もございますが、そこで審議願う中で、子育て支援というテーマで論議していただいたとき、幼稚園に対してアンケート調査をされました。そこに預かり保育という一つの要望的な出てきているということで、去年の9月に施策を実施させていただいたという経緯がございます。以上です。 34 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 35 ◯委員(井上充生君) 去年実施で、そのときは、その費用というのはプラスアルファしてということなんですか。それで、今回またそれを値上げということなんですか。 36 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 37 ◯教育総務部長(中田好昭君) 預かり保育は、あくまで受益応分の負担ということで300円をいただいています。今回の値上げについては、はっきり言って、300円では預かり保育施策的には、人件費は到底無理、追いつかないんです。そういう意味で、先ほど説明の中で預かり保育も入れさせていただきましたが、そういう形での経費もかかっておりますし、今回、この時期にというのは、行革の折でもありますねけど、やはり3歳児を全員受け入れるということは、教職員、あるいは物理的に今回繰越明許もお願いしましたが、施設の増築、ハード面。今後、当然バスも増やしました。これをずっと毎年経常的に、人件費はさらにそうなんですが、負担が伴うということで、今まで政策的に何とか耐えていたんですが、もう限界という判断をさせていただいて、わずかずつご負担願うという趣旨で改定をお願いしたということでご理解いただきたいんです。 38 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 39 ◯委員(井上充生君) ということは、事業を始める前に応分の負担はありますよということも周知をしていただいた上で事業を始めたというふうにとらえていいわけですか。 40 ◯教育総務部長(中田好昭君) 預かり保育ですか。 41 ◯委員(井上充生君) はい。 42 ◯委員長(小笹浩樹君) いいですか、答弁。中田部長。 43 ◯教育総務部長(中田好昭君) 預かり保育は、アンケートを踏まえまして、アンケートの中でも、負担が伴ってもサービスは必要かということも含めましてしました結果、それでもいいという結果もいただきましたので、金額的には、私とこの内部で他市町村の状況も見極めまして300円ということで決定させていただきました。 44 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。白本委員。 45 ◯委員(白本和久君) 11年間据置きということで、教育委員会の方の努力というか、そういうのもあってされたことについては、実質、ある意味で値下げかなというふうに思えるんですけども。先ほどの課長の答弁からありましたけども、では、どうして今回に。去年でも良かったん違うかなと、値上げがね。これは、どういうあれですかな。 46 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 47 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 実際3歳児保育を始めるのは来年ということもありますし、この間、いろいろ施設整備、今年も、ご承認をお願いした以外にも、3歳児を始めるに当たって、3歳児用の施設の改修であるとか、やっぱり小さい子用に部屋の改修も今年やらせていただいたり、そういうことで、一斉に整備が整ったということで20年度に値上げの方を考えさせていただきました。 48 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。 49 ◯委員(白本和久君) はい、結構です。 50 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。  さっきの伊木委員のご質問に、もう答弁できますか。峯島課長。 51 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 今年10月末の締切り直後の資料しか今手元にございませんが、3歳児の募集をいたしましたところ、484人の方が応募されて、生駒台幼稚園だけが98人の応募がありましたので、保育師の関係から50人にさせていただいた以外は全員受け入れさせていただいている状況です。その後も、3月現在でも大きく変動があったわけではありませんので、このまま、ほかの園につきましては全員受入れできる状況だと考えております。 52 ◯委員長(小笹浩樹君) では、もう質疑、ほかにないですか。              (「なし」との声あり) 53 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。宮内議員。 54 ◯委員外議員宮内正厳君) 1つは、今回やむなくというか、満を持してというのか、こういう形の引上げという形で案を出されたということなんですけども、これは財政的な影響額というのはどの程度なんですか。財政的な影響額。 55 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 56 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 先般お配りさせていただきました保育料の改定のこの中に、年度ごとに改定による増収額を載せております。20年度は、先ほどからの経過措置の関係上500万弱の増収ですけれども、これが全部整いましたときには、おおむね1,200万ぐらいの増収になるかと考えております。 57 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 58 ◯委員外議員宮内正厳君) 何というんですかね、1,200万ぐらいということなんですけども、私、11年間いろいろと庁内の努力によってここまで頑張ってこられたというのは高く評価をするものなんですけどね。それと、もう一つはサービス内容ですね。ボリューム、内容を含めて、預かり保育であるとか、3歳児全員受入れであるとか、そういう意味では市民が一定納得する中身、市長の姿勢という形で言えば、少子化対策、子どもに対する思いが十分反映された中身かなというふうに私は思っておるんですけどもね。ただ、うちの委員が言ったように、3年間にわたっての見通しということで、一定値上げをせざるを得ないという話があったんですけども。平準化に対応したということなんですけども、平準化ということでいえば、国はそういうふうに考えているけども、生駒市は今まで11年間その努力をされてきたんですね。だから、それに合わせなきゃならないという論ではないんですよね。それは生駒市の努力によって一定解決できる中身かと私は思っておるんです。その辺はどうでしょうか。 59 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 60 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 先ほどと同じようなお答えになるかと思いますけれども、またこれによって、他市も多分交付税単価が上がったときには、同じようにぽんと上がっていかれるときに、どこかで追いついていきたい。生駒市のサービスにつきましては、この表にもありますように、ほかにはない通園バスであるとか、あるいは預かり保育も、これはおおむねやられておりますけど、3歳児保育にいたしましても、生駒市は介助講師をつけている、こういうことは、ほかの市ではありません。いろんな意味で手厚い公立の幼稚園教育はさせていただいていると思っておりますので、これぐらいのご負担はちょうだいしたいなというところでございます。 61 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 62 ◯委員外議員宮内正厳君) 意味合いは別に分からんというわけじゃないんですよね。これ、過日、あるA新聞、朝日、まあA新聞と言うておきます。朝日新聞の社説なんですけど、ここでどんなことが書かれた、なかなか含蓄のある社説だなと思ったんですよね。全文を紹介するわけにいきませんけど、ここに関係する部分だけ言いましたら、少子化対策は未来への投資であると考え、思い切って資金を投入しようと。この中身というのは、極めて内容の深いものが私はあると思うんですよね。市長も、ある意味じゃ、未来への投資だという形で、内容を極めて豊かにされるということでは、今回も含めて提案も実施もされてきているということなんですけども。ただ、今言ったように、思い切って資金を投入しようということですから、3年間で1,200万ぐらいということですからね。せめて1年間ぐらいで踏ん張って、また何というんですか、5年、10年か分からないけども、一定のスパンを置いて見直し時期があれば、より我々にとっては有り難いんではないかと。  それから、社会経済情勢からすれば、特に今課長が言われたように、諸物価高騰、スタグフレーションというんですか、不況下における物価高騰、インフレという言葉が今現在また使われ始めているでしょう。ということを考えた場合、やはり意味合いは分かるけども、3年間ではなくて、浜田委員が言われたような、せめて1年間ぐらいでとどめておくという、そういう配慮もあっても良かったのかなという思いはしているということです。以上です。(発言する者あり) 63 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。 64 ◯委員外議員宮内正厳君) はい、結構です。 65 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 66 ◯委員外議員(中浦新悟君) ちょっと1点だけといいますか、生駒台幼稚園の3歳児保育がすべて受け入れられるように準備が整うのはいつからなのかということだけ確認しておきます。 67 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 68 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 1年だけ少し辛抱していただきまして、来年、生駒台小学校の改修とともに、21年度から全員受け入れられるように努めていきますのでよろしくお願いします。 69 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 70 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第32号については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 71 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第32号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 72 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、議案第33号、生駒市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明は省略し、ただちに質疑に入りたいと思いますが、いかがしますか。よろしいですか。              (「はい」との声あり) 73 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。
                 (「なし」との声あり) 74 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 75 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第33号については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 76 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第33号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 77 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(4)議案第2号、平成20年度生駒市一般会計予算の当委員会関係分を議題といたします。  それでは、予算に関する説明書に基づき、主に新規及び主要事業等について所管の部長から費目順に再度説明を受けます。まず、清家生活環境部長。 78 ◯生活環境部長(清家 衛君) それでは、議案第2号、平成20年度生駒市一般会計予算の生活環境部が所管しております費目についてご説明を申し上げます。  予算に関する説明書の36ページをお願いいたします。  項1、総務管理費、目11の交通対策費のうち、生活環境部が所管いたしておりますのは、交通事故防止と交通安全意識の高揚を図るため、交通安全運動や交通安全教室の開催、また、生駒駅等主要駅に放置自転車防止指導員を配置し、不法駐輪防止対策に努めるとともに、違法駐車の防止対策並びに自転車駐車場の維持管理など、交通安全対策の推進に要する経費でございます。  続きまして、37ページから38ページにかけての目14の諸費のうち、生活環境部が所管いたしておりますのは、非核平和都市宣言に基づく平和のつどいの開催や、市民の防犯意識の高揚を図るため、小学生等を対象に、犯罪被害防止の出前教室の開催、防犯パトロールや、青色防犯灯設置の推進を図るとともに、法律相談などの相談業務や、市民憲章の啓発、実践等に要する経費でございます。  少し飛びまして、62ページをお願いいたします。  項1、保健衛生費、目4の環境衛生費につきましては、街路灯、防犯灯の設置及び維持管理や、火葬場の適正な管理運営に努めるとともに、飼い犬、飼い猫の避妊手術等の助成や、ペットのふん公害の防止を図るため、わんわんアドバイザー制度を全市的に拡大するなど、地域環境の整備に要する経費でございます。  続きまして、同じく62ページから63ページにかけましての目5、環境保全対策費につきましては、大気、水質等の測定調査や、動植物の生態等を把握するための自然環境調査の実施、また、生活排水対策といたしまして、使用済み食用油の回収等を通じての意識啓発や、浄化槽設置者に対する補助事業の実施等に要する経費及び地球温暖化防止対策の一環として、住宅用太陽光発電システムの設置補助の実施や、新たな環境基本計画を策定するために要する経費が主なものでございます。なお、市が管理する公共施設内に設置している自動販売機の一部撤去など、エコオフィスの計画の強化に取り組みます。  続きまして、63ページから64ページにかけての項2、清掃費、目1の清掃総務費につきましては、職員の人件費と、フェニックス計画の建設事業負担金が主なものでございます。  続きまして、64ページから65ページにかけての目2、ごみ処理費につきましては、一般廃棄物処理計画に基づき、ごみの効率的かつ適正な収集運搬処理を行うとともに、新規事業といたしまして、集積所までの排出が困難な高齢者世帯等を対象に戸別収集を実施し、負担の軽減、安否確認など、市民サービスの向上に努めます。また、廃蛍光管の適正処理及び作業環境の向上等を図るため、清掃リレーセンターに廃蛍光管破砕機を設置するためなどに要する経費が主なものでございます。また、ごみの減量、再資源化を推進するため、プラスチック製容器包装の全市収集の実施に向け、引き続きモデル事業を実施するとともに、新規事業といたしまして、西日本の自治体として初めて陶磁器の拠点回収を行い、市民団体、事業者と協働してリユース及びリサイクルの推進に取り組みます。  引き続きまして、65ページから66ページにかけての目3、ごみ処理施設費につきましては、清掃リレーセンター及び清掃センターの維持管理等に要する経費及び新規事業といたしまして、清掃センターの効率的な運転管理とリサイクルの推進等を図るため、平成20年度から21年度までの債務負担行為を設定させていただき、可燃性粗大ごみ破砕機を設置するとともに、長期包括運営委託の導入調査などに要する経費でございます。  続きまして、66ページの目4、し尿処理費につきましては、し尿の収集運搬等に要する経費でございます。  続きまして、66ページから67ページにかけましての目5のし尿処理施設につきましては、エコパーク21の運転、維持管理等に要する経費及び新規事業といたしまして、長期包括運営委託の導入調査などに要する経費でございます。  次に、少し飛びまして、73ページから74ページをお願いいたします。  項2、商工費、目5の消費生活費につきましては、消費生活のより一層の安定及び向上を図るとともに、消費者の権利の確立、利益の擁護等を図るため、消費者保護条例の制定に伴うシンポジウムの開催や、自治会等への出前講座を始めとする啓発活動の実施をするとともに、相談業務の拡充や消費生活審議会の運営等に要する経費でございます。  次に、少し飛びまして、77ページから78ページにかけての項2、道路橋梁及び河川費、目2の道路橋梁維持費のうち、生活環境部の所管いたします交通安全施設整備につきましては、交通事故防止のため、道路の危険箇所へのカーブミラー、ガードレール等、交通安全施設の新設及び既存施設の補修等に要する経費でございます。  以上でございます。よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 79 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、古川局長。 80 ◯水道局長(古川文男君) 続きまして、水道局が所管いたしております事業につきましてご説明をさせていただきます。  同じく84ページをお願いいたします。  中段でございます。款6、土木費、項5、下水道費、目1、下水道費でございます。この費目につきましては、一般会計から下水道事業特別会計へ8億1,435万2,000円の繰出しをお願いし、下水道事業特別会計におきまして歳入として計上させていただいておりますのでよろしくお願いいたします。以上でございます。 81 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、中田部長。 82 ◯教育総務部長(中田好昭君) 続きまして、教育総務部に係ります予算につきましてご説明申し上げます。  まず、88ページから89ページにかけての教育総務費の目1、教育委員会費でございます。昨年の中央教育行政の組織及び運営に関する法律の改正によりまして、教育委員会の事務の管理、執行状況につきまして、住民への説明責任を果たしていくために、点検や評価を行います。結果につきましては、20年度中に議会に報告するとともに、市民に公表いたします。また、小学校で実施しております有償の学生ボランティア等による学びのサポーター派遣事業を中学校へ拡大するほか、多様化する保護者への対応等、学校、園における諸問題の解決のため、中立的な立場の第三者的機関として、社会福祉士や学識経験者による教育支援アドバイザーを必要に応じて設置し、学校が本来の教育活動に専念できるような環境づくりに努めてまいります。  続きまして、89ページから90ページにかけての目2の心の教育活動事業費でございますが、いじめや不登校等の諸問題に対応するため、全中学校にスクールカウンセラーを配置し、小学校にも派遣いたします。また、教育支援施設におきましては、適応指導教室、教育相談室に加え、発達障がい児等を対象とした通級指導や相談業務を行う通級指導教室を開設するなど、生駒の未来を担う子どもたちの健やかな育成を目指してまいります。  続きまして、90ページから92ページにかけての小学校費の目1の学校管理費でございますが、幼稚園や保育園と比べ、生活環境や学習環境が大きく変化する小学校1年生において、30人学級を編制するとともに、実施に必要となる担任教師を市費で配置いたします。子どもたち1人1人の個性が発揮されるような、よりきめ細かな学校教育の実現に努めてまいります。また、全国的にいじめや自殺等、憂慮すべき事件が後を絶たないことから、命の大切さを学ばせる体験事業を実施し、これまで以上に自己有用感や生命尊重の意義の醸成に努めてまいります。また、20年度は、全小学校で情報科の授業を行うほか、引き続きパソコンの機種変更を行うとともに、校内LANを整備し、動画や写真を使った分かりやすい授業を行うなど、情報教育の環境整備に努めてまいります。  次に、目2、教育振興費でございます。この費目は、小学校で使用いたします教材や備品購入等に要する経費となっております。  続きまして、92ページの目3、小学校施設整備費でございます。この費目は、本年度新設されたもので、耐震診断の結果、改築が必要な生駒小学校東館、生駒台小学校南館の改築工事を行うとともに、児童数の増加による教室不足の解消のための壱分小学校校舎の増築工事を行います。なお、工事期間中は仮設校舎を建設し、不足する教室を確保いたします。また、近年の猛暑による夏場の学習環境の改善を図るべく、全小学校の普通教室に扇風機を設置するほか、地域や保護者の協力を得て、芝生を維持管理することができる体制の整った学校において校内の芝生化をモデル的に実施し、環境教育の充実や、環境保護意識の醸成に努めてまいりたいと考えております。  次に、92ページから93ページにかけての中学校の学校管理費でございますが、19年度から小学校に配置しております特別支援教育支援員を中学校にも配置し、発達障がいや身体障がい等、特別な支援を必要とする児童・生徒に対しまして介助や支援を行います。  続きまして、93ページから94ページにかけましての目2、教育振興費でございます。この費目は、中学校で使用いたします教材や備品の購入等に要する経費でございます。  次に、目3の中学校施設整備費については、鹿ノ台中学校の耐震診断を行うとともに、小学校と同様、普通教室に扇風機を設置いたします。  続きまして、目4、生駒中学校校舎改築事業費でございます。生駒中学校本館中館改築工事につきましては、債務負担行為として既に議会のご承認を賜り、平成19年度から2カ年事業として、20年度中の完成を目指して工事を進めているところでございます。また、校舎屋上には太陽光発電設備を設置し、地球温暖化防止と環境教育の充実を図るとともに、体育館の補強設計に取りかかります。  次に、94ページから95ページにかけての目1、幼稚園費でございます。本年度、保育室が不足する生駒台幼稚園を除き、3歳児保育希望者の全員受入れを行うとともに、子育てを支援すべく、昨年度に引き続き預かり保育を実施いたします。  続きまして、目2、幼稚園施設整備費では、必要に応じて各園の改修工事を行います。  少し飛びまして、100ページをお願いいたします。  目4、人権教育推進費でございますが、この経費では、あらゆる差別を無くすため、生駒市人権施策に関する基本計画の基本理念であります個人が尊重される共生社会の実現と、豊かな人権文化の創造に基づき、豊かな人権教育の推進に努めてまいりたいと考えております。事業といたしましては、人権教育講座、リーダー養成講座、人権広場、日本語教室等を実施し、広く人権意識の高揚に努めてまいります。また、20年度におきましては、全国人権同和教育研究大会が奈良県で開催され、本市も分科会の会場市となっております関係上、受入れに万全を期したいと考えております。  続きまして、109ページから110ページにかけての目3、学校給食センター運営費でございますが、学校給食センター運営協議会や、学校給食検討委員会等関係機関からの意見を踏まえながら、子どもたちにとってよりおいしく、安全な給食を提供するため、2時間喫食に向け、給食配送車1台の増便を行います。また、学校給食検討委員会では、今後の学校給食における食育の在り方等について、引き続き調査研究いただきたいと考えております。  最後に、目4、学校給食材料費でございますが、給食を提供するための食材を購入する経費となっております。  以上が教育総務部が所管をしております予算の概要でございます。よろしくご審査のほどをお願いいたします。 83 ◯委員長(小笹浩樹君) 最後に、長田部長。 84 ◯生涯学習部長(長田二郎君) それでは、続きまして生涯学習部に係ります予算をご説明させていただきます。  96ページをお願いいたします。  項5、社会教育費でございます。まず、96ページから97ページにかけましての目1、社会教育総務費でございます。この費目は、主に生涯学習部内の事務に係る経費でございます。生涯学習推進基本方針を踏まえまして、生涯学習まちづくり人材バンク事業や大学コンソーシアム事業の実施等、広く市民の生涯学習の機会と場の提供を行うとともに、関係団体の支援にも努めてまいりたいと考えております。また、平成19年度の社会教育施設等使用料減免見直し検討委員会の提言を受けまして、社会教育施設使用料等の見直しについて検討委員会を設置してまいります。また、男女共同参画施策をより一層推進するため、女性センターを一新し、その取扱拠点としての施設を設置し、法律相談や女性総合カウンセリングなどの実施、情報誌の発行や、各種講座の開催などを通しまして、情報提供や啓発に努めるとともに、男女共同参画条例に規定する審議会や専門委員の設置をしてまいります。  次に、97ページから98ページにかけましての目2、公民館費でございます。この費目は、公民館の管理運営及びいこま寿大学の運営、いきいき楽習まつり、各種講座等の開催に要する経費でございます。なお、いこま寿大学につきましては、昨年度に引き続き、本年度も受入人数を増員いたします。また、中央公民館の空調設備の改修を行い、施設の整備に努め、利用者の利便性を図ってまいりたいと考えております。  次に、99ページから100ページにかけましての目3、図書会館費でございます。この費目は、図書会館の管理運営並びに主催事業等に係る経費でございます。主な事業といたしましては、ブックリストの配布と、これに掲載いたしました図書をセットにして学校等に団体貸出しを実施するとともに、育児支援や家庭における子ども読書環境の整備等の目的で、健康課とタイアップいたしましてブックスタート事業を実施いたします。また、夜間開館を本年度も引き続き円滑に実施してまいります。なお、前年度と比較いたしまして約1,600万円余りの増となっておりますのは、図書会館2階の視聴覚室を改修し、オープン型ビジュアルコーナー等を設置することによるものでございます。  次に、101ページの目5、青少年健全育成費でございます。地域青少年リーダーの育成を図ることを目的に、研修会等の実施や、子ども会、PTAなどの育成団体の支援を行うとともに、家庭教育の高揚のため、家庭教育学級の活発な活動の支援にも努めてまいります。また、子どもの居場所づくり事業として、19年度に引き続き放課後子ども教室を実施してまいります。  続きまして、101ページ下段の目6、野外活動施設費でございます。生駒山麓公園野外活動センターの維持管理に要する経費でございます。  次に、102ページ上段の目7、文化振興費につきましては、市民の創作、文化活動の発表の場として、市民文化祭の開催などに要する経費でございます。  次に、同じく102ページから103ページにかけましての目8、芸術会館費でございます。この費目は、芸術会館の維持管理並びに市民を対象とした各種講座等に要する経費でございます。  次に、103ページ中段から104ページにかけましての目9、文化財保護費でございます。古文書、仏像、埋蔵文化財等の調査及び報告書の作成を行うとともに、宝山寺所有の重要文化財、獅子閣の保存、修理などに対しまして補助を行います。また、埋蔵文化財保存活用整備事業といたしまして、遺跡からの出土品の再整理等を行い、所蔵文化財の有効活用を進めてまいります。  次に、104ページの目10、コミュニティセンター費でございます。この費目は、生駒セイセイビル内のコミュニティセンター施設の維持管理に係る経費でございます。なお、前年度と比較いたしまして、約1,000万余りの増となっておりますが、これは、昨年度に引き続き、文化ホールの舞台つり物滑車取替えやエアコンの改修等を実施することによるものでございます。  次に、同じく104ページ下段から105ページにかけましての目11、南コミュニティセンター費でございます。この費目は、南コミュニティセンターの維持管理並びに新春書初め大会を始めとした各行事等の開催に要する経費でございます。なお、前年度と比較いたしまして約800万余り減となっておりますのは、駐車場の工事が完了したことによるものでございます。  次に、105ページ下段から106ページにかけましての目12、北コミュニティセンター費でございます。この費目は、北コミュニティセンターの維持管理並びに奈良先端科学技術大学院大学との連携事業を始めといたしました各種行事等の開催に要する経費でございます。  次に、107ページから108ページにかけましての項6、保健体育費、目1、保健体育総務費でございます。児童・生徒の各種健康診断に係ります学校保健経費並びに市民体育大会を始めとした各体育行事等の開催に要する経費でございます。なお、本年度は、スポーツ振興基本計画の策定に向けまして、市民意識調査の実施を予定しております。  最後でございますが、108ページから109ページにかけましての目2、体育施設費でございます。この費目は、体育施設の維持管理と整備に係ります経費でございます。本年度から、温水プールを中心とした井出山体育施設の整備に着手してまいる予定をしております。なお、前年度と比較いたしまして約6,000万円の増につきましては、この施設の整備に係る経費でございます。  以上が生涯学習部に係ります予算でございます。どうかよろしくご審査賜りますようお願いを申し上げます。以上でございます。 85 ◯委員長(小笹浩樹君) 説明は終わりました。  本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。浜田委員。 86 ◯委員(浜田佳資君) 予算の概要の30ページ、説明書では89ページの心の教育活動事業費のところなんですが、昨年度より1,700万減っていますが、これは、昨年度の予算で1,500万円の教育支援施設整備事業費が無くなったということで減っているというのは、そこは分かるんですが、さらに200万減っていると。それでも、平成18年度よりも300万近く増えているので一定の力は入っているかなと思うんですが、特に、ここの問題は、いじめの問題とか、スクールカウンセラーもそうですけど、発達障がい児のケアの問題等、これからかなり重要になってくる分野だと思うんですよね。通級指導教室も1から2に増やしてますし、その点で、この予算で大丈夫かなというのがちょっと心配なんですが。十分かなと。 87 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 88 ◯教育指導課長(西井久之君) ご指摘いただいています、例えば、スクールカウンセラーの配置とか、あるいはいじめの対策会議の実施とか、あるいは通級指導教室、適応指導教室の体制とかは昨年度と同様でございます。主に、若干減っていたりするのは、地域ぐるみのところで若干の減少を見たり、あるいは消耗品のところで下がってるというところでございます。派遣とか、そういう部分について大きな変化はないというふうに考えております。 89 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 90 ◯委員(浜田佳資君) 状況から見たら、もう少し大きくしてもええとは思うんですが、それは要望としておいて。 91 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 92 ◯委員(浜田佳資君) 次に、概要の31ページの命の大切さを学ばせる体験事業の実施というのが先ほども説明がありましたが、具体的にどういうことをされるのか、これはかなり難しい問題やとは思うんですが、ご説明願えますでしょうか。 93 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 94 ◯教育指導課長(西井久之君) 最近の子どもたちの状況を見ておりますと、子どもたちの中に生命尊重の意識が十分にはぐくまれているとは言い難い状況があります。自分の命を損なうような行動があったり、リストカット等の話もありまして、そういう部分で、子どもたちに自己有用感、自分はできるんだという、そういう意識をやっぱりしっかり持たさないと駄目だろうし、あるいは、自分も他人も大事にする、そういうことも大事だろうと思います。したがって、他県、兵庫県なんかが既にやっておりますが、命の大切さを学ばせるための体験事業ということで、いろんなことを計画されています。そのことを生駒市の中でも学校創造推進事業の費用の枠の中で各学校で体験事業に取り組んでいきたいというふうに考えております。  私どもとしまして、それぞれの学校にいろんな体験の例を挙げたいと思っておりますが、例えば、動植物の観察もそうでしょうし、医療関係者の方にお話を聞くということもあるでしょうし、2分の1成人式というような取組というのも考えられるんじゃないかと。そういうような事例を、体験事業の例を学校に示して、その中で各学校が実施していくというようなことで進めていきたいなというふうに考えております。以上でございます。 95 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 96 ◯委員(浜田佳資君) その点に関しては、ほかのところで、赤ちゃんを子どもに抱いてもらって、そこで、自分たちもこういうときがあって大切にされてきた、大切にせんといかん命で、また、非常に危ういものだというのを実感してもらうということをやっているところがありますので、そういったことなんかもよく検討してやってほしいと思います。これは要望しておきます。 97 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。白本委員。 98 ◯委員(白本和久君) 教育総務費の方なんですけども、教育委員さんの人件費は何名分見ておられますか。 99 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 100 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 委員長を含めまして4人分取っております。 101 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 102 ◯委員(白本和久君) 定数は何人ぐらいですかね。 103 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 104 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 現在と同じく5人です。教育長の分は、普通の委員とは別に給料の方に入っておりますので、報酬は4人分です。 105 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 106 ◯委員(白本和久君) そうすれば、1人欠員ということですね。 107 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 108 ◯教育総務課長(峯島 妙君) そうです。 109 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 110 ◯委員(白本和久君) そうしたら、もう教育長としては、これは教育委員会で、定数、欠員1名でも十分と思われておられるんですかな。 111 ◯委員長(小笹浩樹君) 教育長。 112 ◯教育長(早川英雄君) 1人でも多い方がいいわけですので、十分とは考えておりません。
    113 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 114 ◯委員(白本和久君) そうしたら、なぜ1名、十分として考えておられないんでしたら、市長に要求されないんですか。 115 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 116 ◯市長(山下 真君) そういったご希望は聞いているんですけれども、非常に責任の重い職責ですので、適切な人材を見つけるのに時間を要しているということでございます。 117 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 118 ◯委員(白本和久君) あとどのぐらい時間が要るんですか。 119 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 120 ◯市長(山下 真君) やはり、議会の同意も要りますので、議員各位のめがねにもかなう人を選ぼうと思うと、それなりの時間がかかるというふうに考えております。 121 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。白本委員。 122 ◯委員(白本和久君) 次に、小学校、中学校にある。予算案の概要ですけれども、31ページと32ページにあります、それぞれ教育振興で、全国大会等出場補助というのがあるんですけど、これはどういう。ちょっと具体的に。 123 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 124 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 小中学校の全国大会等出場補助といいますのは、児童・生徒の宿泊費と交通費、出場に対して要しますこの宿泊費と交通費の3分の2以内を補助するという制度でありまして、1会計年度に1校当たり100万円以内を限度としております。 125 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 126 ◯委員(白本和久君) 例えば、どういう全国大会ですか。 127 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 128 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 19年度、例えば、具体例といたしましては、小学校では、2つの小学校で吹奏楽で全国大会に出場いたしました。また、中学校では、吹奏楽や水泳、ハンドボール等の全国大会がありまして、そこへの出場について補助しております。 129 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 130 ◯委員(白本和久君) 水泳で全国大会に出てるんですか。 131 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 132 ◯教育総務課長(峯島 妙君) はい。申請がありまして出ております。 133 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 134 ◯委員(白本和久君) 次に、概要の37ページで、スポーツ振興基本計画準備と新規に載ってますねけど、これは具体的にどういうようなことを基本的に考えておられるんですか。 135 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 136 ◯体育振興課長(中井 宏君) スポーツ基本計画に関しましては、スポーツ振興法に、国のスポーツ振興計画に準じて、その市の実情に合った計画を定めるものとするというふうにうたわれておりますが、生駒市の場合、まだ基本計画の方、策定できておりませんので、いよいよその策定にかかろうというものでございまして。 137 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 138 ◯委員(白本和久君) 具体的にどういうものが。もう一度すみません、もう少し具体的に。 139 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 140 ◯体育振興課長(中井 宏君) 具体的に申しますと、今使用者の意識の変革がされている、プライベートな時間の重視をされている、ライフスタイルの変化が起こっている、健康意識が起こっているということでございますので、その辺のところの意識調査をさせていただきまして、使用者の本当にそういうふうな要望があるのか、現状があるのかを確認した上で、今後の体育スポーツの在り方、それから現有施設の有効な利用の形態、それから、必要な施設の計画的な整備や、スポーツを地域で振興していただける組織づくりなどを計画に盛り込んでいきたいというふうに考えております。 141 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 142 ◯委員(白本和久君) 今の話を聞いておりますと、それは生涯スポーツという意味でとらえたらいいんですか。 143 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 144 ◯体育振興課長(中井 宏君) そのとおりです。今までの競技スポーツももちろんでございますが、今後生涯スポーツの重要性をより多く盛り込んだ計画にしていきたいと考えております。 145 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 146 ◯委員(白本和久君) その次に、その下の方で、井出山の温水プールの件ですけれども、どういうようなことを考えておられるんですか。 147 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 148 ◯体育振興課長(中井 宏君) 来年、基本計画の方に乗っけていく仕様にいたしましては、今井出山の現有屋外プールがございますので、その規模、25メーターの7コースのプールを考えておりまして、そのうちの1コースは、障がい者や体の不自由な方がリハビリに使えるようなコース、それを設けてまいりたいと思っておりますのと、今、子ども用のプールがございますので、水面積200平米ぐらいの子ども用のプールと、それから採暖をとれる何か施設をというふうに考えております。以上です。 149 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 150 ◯委員(白本和久君) 何がとれると。 151 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 152 ◯体育振興課長(中井 宏君) 暖をとれる。ですから、具体的に申しましたら、ジャグジーのような体を温められるような施設ということでございます。 153 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 154 ◯委員(白本和久君) プールは、井出山もプールがありますけども、あと、たしか、滝寺と、それからイモ山にもプールがありまして、その3つのプールというか、そのプールについて、どういうように将来的に考えておられるんですか。 155 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 156 ◯体育振興課長(中井 宏君) 滝寺、イモ山のプールにつきましては、特にイモ山のプールに関しましては、近隣の有料の民間のレジャープールが無くなっていってるのが影響というんでしょうか、相当数利用者がございますし、今の滝寺プールに関しましても、安価で子どもたちに提供できているプールでございますので、できる限り持続的に経営していけるよう考えております。 157 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 158 ◯委員(白本和久君) 今、課長が申されたみたいに、スポーツ振興計画の中に現有施設の配置というか、そういう考えという中では、先行で井出山プールをやっているように思われるんですけど、どうでしょうか。 159 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 160 ◯体育振興課長(中井 宏君) 先行で考えているということよりも、このプール、そもそも国道168号線のバイパスの改良工事に伴いまして、河川の断面を確保しないといけないということで、これ、支障移転の対象になってまいりました。支障移転を必要とされてきましたもので、必要に駆られてプールの配置変換等々を余儀なくされてきたわけでございますが、この際、43日しか利用できない屋外プールを年中通して利用できる屋内プールにしていった方が市民の健康づくりに役立つのではないかという形で井出山のプールということを考えさせていただいておりまして、基本計画にのっとって、優先的にそのプールを考えているということではございません。 161 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 162 ◯委員(白本和久君) そうすれば、その168号線の工事に関連してプールを造ったということでよろしいですか。 163 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 164 ◯体育振興課長(中井 宏君) 致し方なく考えておるというところでございます。 165 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 166 ◯委員(白本和久君) と申しますのは、温水プールの将来計画については、あと、中、南とか、そういうところについては考えておられないんですか。 167 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 168 ◯体育振興課長(中井 宏君) 温水プールに関しましては、中地区に関しましては、申し訳ございませんが、民間の屋内プールがございますので、それを利用いただくということで。ただ、南に関しましては、そういった施設がございませんので、一応屋内プールを設けるという方向で考えております。 169 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 170 ◯委員(白本和久君) 北についてはどうですか。 171 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 172 ◯体育振興課長(中井 宏君) 北につきましても、これは奈良市になるんですけれども、登美ヶ丘の駅前にルネサンスという民間のスポーツクラブがございまして、それを利用していただけたら有り難いと考えております。 173 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 174 ◯委員(白本和久君) と申しますのも、市民プールですので、北部、中と言わず、全体的にやっぱり便利なところですね、そういうのが、北の者からしたら南の方へ大分行かなあかんというので、せっかく温水プールを造っていただいても、なかなかこれ、北の方の人間としては行きづらいというので、もう少し地理的なことも考えていただきたいな、これからそういうスポーツ施設を造るに当たってですね。 175 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 176 ◯体育振興課長(中井 宏君) 今後考えております基本計画、スポーツ振興審議会の意見等をちょうだいいたしまして、基本計画を設定していく中でそういうことは考えてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。 177 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 178 ◯委員(白本和久君) 少しあれですねけども、井出山の野球場の件なんですけども、これに関連してなんですけども。野球関係者の方から井出山の野球場については大変グラウンドが良いので使いやすいというように聞いておるし、また、好評です。一方で、大会をする上においては大変不便だと。なぜかというと、サブグラウンドがないんですね。やっぱり、せっかくいい野球場でも、サブグラウンドをちょっと検討していただきたいなというふうに。この機会に申させてもらいます。これは要望です。 179 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 180 ◯委員(白本和久君) 次に、扇風機を小中学校普通科教室の方に配置ということで、大変有り難いと思いますねけども、いつごろこれを設置されるつもりでおられるんですか。 181 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 182 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 20年度は、予算をちょうだいいたしましたら、もちろん夏までに設置の方を考えていきたいと思っております。20年度の夏に間に合うように設置していきたいと考えております。 183 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 184 ◯委員(白本和久君) そうしたら、6月ごろにできるということですか。 185 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 186 ◯委員(井上充生君) その扇風機なんですけども、その付ける場所によったら、扇風機の回る音とか、あるいは風の流れで授業の妨げになる場合も起こり得ると思うんです。だから、その設置する場合には、きちっとそういうようなことを調べた上で付けてあげないと。それをちょっと検証した上でね。そうでないと、向こうからするだけだったら、後ろの者が声が聞こえなかったりする場合があるから、それだけ注意して付けたってください。 187 ◯委員長(小笹浩樹君) 答弁、いいですか。 188 ◯委員(井上充生君) いや、そらもう、付けるとしか言わなしゃあないやんな。そうせんな。 189 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 190 ◯委員(白本和久君) 次に、ちょっとあれですねけど。ペットトイレについてなんですけども、先日も一般質問で塩見議員の方からありましたけれども、2月1日広報で廃止ということで載っておりましたけども、それが、私らがもらった2月14日付けの生駒市の行政改革推進委員会の提言では不要というように入ってますねけども、原課は廃止と言い、事務局は不要と言い、部会の評価も不要、それでも、これ、原課がもう2月1日には廃止と言うておるのに、これは一体どういう意味かちょっと分からないんですけど。 191 ◯委員長(小笹浩樹君) どなた。(発言する者あり) 192 ◯委員(白本和久君) もう一度申します。 193 ◯委員長(小笹浩樹君) 正確に質問してください。白本委員。 194 ◯委員(白本和久君) もう不要というように広報で先に2月1日号で載ってるわけですわな、廃止と。こっちの方は、不要と載っている。事務事業の在り方の提言というところで。 195 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 196 ◯市長(山下 真君) その審査の仕方は、審査の時点で継続していた事業について網羅的に審査しているから、審査の時点では、まだ継続してた、今年度いっぱいやりますので。ただ、それとはもう別個に、もう行革委員会の結論うんぬんの前に、もう担当課サイドの方でも廃止の方向で考えていたということです。 197 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。 198 ◯委員(白本和久君) はい、結構です。 199 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。井上委員。 200 ◯委員(井上充生君) 90ページですか、市長のマニフェストに基づいて、いよいよ30人学級がスタートするということなんですけども、その先生の採用については、もう終わってますか。 201 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 202 ◯教育総務課長(峯島 妙君) はい。議会にもご報告いたしましたように、秋に採用試験を行いまして、おかげさまで3.6倍という応募をいただきまして、この春、2月1日現在の県教委へ報告する児童・生徒数からいきまして、小学校1年生、市の方で講師加配する学校12校中10校は市の方で配置するというふうな見通しになっております。 203 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 204 ◯委員(井上充生君) ということは、あとの2校は県の加配でいけるということですね。  それで、昨年の委員会で例えばOBの先生の雇用も考えていると。新規に若いのを含めて、その割合とかはどういうふうになってますか。 205 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 206 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 結果的には、60歳を超える方の応募はありませんでした。応募は、結局は、平均年齢が33歳ということで、かなり若い方の応募が多かったです。最終的には、50代の方も含めて経験のある方、学校の新採はなく、教壇の経験のある方がうちの方で任用になっております。 207 ◯委員(井上充生君) もう一回、聞こえなかった。 208 ◯教育総務課長(峯島 妙君) すみません。教壇での経験のある県の講師の方であるとか、他郡市で教諭をやっておられたような方の、経験のある方の採用になりました。 209 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 210 ◯委員(井上充生君) その経験のある方が先生でおられない方を採用したということで、その先生は、先生になれなかった人という意味なんですか。 211 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。
    212 ◯教育総務課長(峯島 妙君) いや、そういうわけではなく、いったん辞められておられたり、あるいは、今現在県の定内講師として教諭をされておられる方とか、現役の方もたくさんおられます。 213 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 214 ◯委員(井上充生君) 年齢が比較的思ってたより若くなったということは、雇用の体制としては。以前の場合は、OBの方でしたら、例えば2年とか3年とかいう短期のことを考えておられたと思うんですけども、かなり終身みたいな形の雇用形態になるわけですか。 215 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 216 ◯教育総務課長(峯島 妙君) やはり、講師と教員といいましても、生駒市で任用されるということもありますので、臨時の扱いということもありますので、余り常態的にならないように、1年ではいったん切りまして、3年ぐらいをめどに、やはり見直していきたいとも考えております。あんまり1年1年すぐに変更というようなことは考えておりませんが、その方の状態に合わせて今後の検討はしていきたいと思っております。 217 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 218 ◯委員(井上充生君) 平均が33歳ということで、それで3年ごとに次の仕事が決まるか決まらないか分からないという、先生方はそういう状態が続くということなんですか。 219 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 220 ◯教育総務課長(峯島 妙君) いろんな方の事情もあると思うんで、退職を考える方もおられるでしょうし、続けたいと思われる方もおられると思うんですけれども、生駒として、いい先生であれば、やっぱり生駒の中で教諭として続けていただきたいと学校も市教委の方も思うと思いますので、そのときには、県の方とも十分今回のことを協議しながらしておりますので、県教委とも相談いたしまして定内の講師の方にいったん入っていただいたり、いろんな形で続けていただけるようなことも視野に入れたいと思います。 221 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 222 ◯委員(井上充生君) あんまりいい先生じゃなかったら、そこで切れるというメリットもあるかと思うんですけども、その評価というのはだれがされるんですか。 223 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 224 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 1年ずつ、この少人数学級につきまして、各学校と、計画書と、それからまた報告書も提出いただくように考えておりますので、学校と相談しながら評価の方も考えていきたいと思います。 225 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 226 ◯委員(井上充生君) せっかくする生駒独自の事業ですので、やっぱりその事業をした目的に沿った、今度は成果が、学力の向上とかが得られるように、その後のことも含めてちょっとずっと見ていっていただきたいなと思います。 227 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 228 ◯委員(井上充生君) それと、概要の校庭の芝生、去年、中学校を対象に公募という形でやられたんですけど0だったと。この芝生は、学校校内の芝生化というのが書いてあるんですけど、グラウンドとかいうことですか。 229 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 230 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 中庭又は校庭を想定しております。 231 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 232 ◯委員(井上充生君) 校庭ということで、前もちょっと芝生で運動靴でするという危険性も指摘したことがあるんですけども、実際に危ないんですよ、運動靴で芝生の上を運動するというのは。その辺は、検証とかされたんですか。 233 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 234 ◯教育総務部長(中田好昭君) 検証は、過去、一般質問でもお答えしたと思うんですが、東小とか、個々取組した経緯がございます。管理する上での課題も、おっしゃるように、子どもの安全上ということで、運動場でやるということは、今回考えておりません。というのは、おっしゃるように、滑る、あるいは異物が入ってけがをするとか。要するに、子どもの安全上支障を生じるだろうと。大阪府、東京都、やっておられるヒートアイランド対策という意味では、グラウンドは効果あると思うんですが、生駒市の場合、緑もございますし、環境教育上はそこまでは不要かなと。ただ、環境教育上考える上で、やっぱり芝生化というのは是非とも必要、取り組みたいという思いがあるので、来年度、課長が申しましたように、中庭、あるいは面積的にはそんな大きいまとまったというのはなかなか難しいんですが、極力とれるところを確保して、補助的に実施し、検証したいと思っております。 235 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 236 ◯委員(井上充生君) グラウンドに敷かないというんならいいんですけども、芝生をすると、どうしても動物のふんとか、あるいは、芝生を育成するために肥料をまいたり、消毒したりとか。芝生化するとミミズがいっぱい出てきて、それをまた食べに来る動物とか鳥とかがいて、結構衛生的にも悪いと。そんなことがかなりあるんでね、運動場の芝生化というのは、これは絶対もうやめていただきたいなと、そうやってお願いしておきます。はい、結構です。 237 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。伊木委員。 238 ◯委員(伊木まり子君) 学校給食のことなんですけども、いろんなところに分かれて、費用というのがよく分からないんですけども。ちょっと教えてほしいんですけど。保護者からいただく材料費に当たるようなものが4億円ですよね、これを見たら。それで、人件費が3億円。それで、あと、施設費とか、調味料とか、そんなのが25ページに書いてる4億円なんでしょうか。ちょっとその中身ですね。どんなふうな割合なのかというか、どういう費用なのか教えてください。 239 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥谷所長。 240 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) この予算に関する説明書の25ページ。その中ほどに、雑入で3で学校給食材料費徴収金、これが各保護者から集める分でございます。それで、同じく110ページをお願いします。110ページ中ほどの目4、学校給食材料費、これが給食に出す食材、調味料に当たる分でございます。 241 ◯委員(伊木まり子君) これが一緒か。 242 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) 一緒でございます。 243 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。 244 ◯委員(伊木まり子君) はい、分かりました。 245 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。伊木委員。 246 ◯委員(伊木まり子君) 生駒市には、こういう中学校まで給食があるということで、奈良市はたしかやってなかったですよね。やってないですよね。すごい、保護者からは、生駒市に移ってきたいというような声があるかと思います。  それで、あと、私、この予算書を初めていろいろ見させてもらって、いろんな取組をされて、あんまりあれが問題、これが問題というよりも、むしろいろいろやってはるなというような認識を受けたんですけども、今日の朝の朝日新聞やったか、長期に教員の方が休職されている原因は心身症だということが書いてありましたよね。それで、この予算書を見てたら、例えば幼稚園だったら、保護者の負担は16%で、あと八十何パーセントは市の負担ですよね。そういう中で、幼稚園教育とか、小学校教育とか、中学校教育とかを受けていると。何か、私も子どもを学校に通わせていましたけども、教育というのは当たり前やというような認識で、やってもらって当然と思ってたんですけど、予算書を見たら、子どもを持ってない家庭やとか、お年寄りとかの家庭からの税金ですごくたくさん賄われているというのがよく分かって。教育にはこれぐらい費用がかかってますよというようなことを教育現場で保護者の方とかに、子どもたちにも説明をされたりという、そういうことはされているのかなと、ちょっとお聞きしたい。 247 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 248 ◯教育総務部長(中田好昭君) 有り難いご意見ですねけどね。私ども、当然税金を使って教育をこんだけ充実しているということを知っていただくということで、校園長会を通じまして、各校園で発行している園だより、校だよりに、例えば生駒中学校でしたら今現在改築工事にかかってますが、それについての情報を書いていただくとか、そこの学校個々の単年度の事業を紹介していただくようにはお願いしてますし、現にやっていただいています。 249 ◯委員長(小笹浩樹君) 伊木委員。 250 ◯委員(伊木まり子君) 朝の新聞を見て思ったんですけども、単年度の、こんなことをやってますじゃなくて、市の中の財政の中でこれだけ学校教育にはかかってますというようなことを家族の人に、親に、保護者に伝われば、何かモンスターペアレントみたいに文句ばっかり言いに来る、もう、受けて当然やと思ってるから文句を言うわけで、いろんな人の税金によって私たちは学校に行ってるんだという、そういう認識を持てばあんまり言いにくいんじゃないかと。それで、先生たちにも余りなことを言わない。場合によったら、子どもたちにも、あなたはこういう市民の人たちの税金によって受けてるんですよということを伝えていくと学校の有り難さが分かるんじゃないかと。だから、そういうとこら辺を、1つは学校教育の中で、財政というんですか、市の財政がこんなんだとか、自分たちのまちはこんなんだというのを分かるという意味でも、そういう取組を父兄にも、それから子どもたちにもやっていってもらったら、もっとこう、何か教育現場もよくなるし、市の施策もうまくいくんじゃないかと思うんですけども、どうでしょうか、こういうことについては。何かお考えありますでしょうか。 251 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 252 ◯教育総務課長(峯島 妙君) お答えになるかどうか分からないんですけれども、今年、20年度から地教行法の改正に伴いまして、教育委員会をもう少し評価、公表するという、そういう義務付けもされた中で、生駒市の教育委員会のホームページも新たにもう少し表に出せるようなことも考えておりますし、広報等を通じましても、何度か子どもたちの特集ということもしておりますので、そういう部分からも、側面的にも予算をちょうだいしていることも記事にしたいと思いますし、また、先ほどの校園長会であるとか、また学校のホームページ等でも、その施策的なことも、教育の内容だけでなくて、市教委からのバックアップについても指導もしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 253 ◯委員長(小笹浩樹君) 伊木委員。 254 ◯委員(伊木まり子君) 重ねてですけど、本当、保護者会のときとか学年集会のときとか、校長先生がお話しされるとか、担任がお話しされるとか、ホームルームのときに、子どもにこんなにかかってるんですというのを是非やっていただきたいと要望しておきます。 255 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。谷村副委員長。 256 ◯副委員長(谷村淳子君) この概要のところの21ページをお願いしたいんですけれども。ところどころに青色の防犯灯というところがあるんですけれども、生駒の駅前のところの駐輪場のところに早くからそれを導入されているというのは知ってたんですが、最近、私たちの住んでいる住宅地の街灯にも大分増えてきているんですけれども、青色防犯灯の効果というのは何かあるんでしょうか。 257 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 258 ◯生活安全課長(森本明夫君) 青色防犯灯につきましては、色の持つ犯罪抑止効果ということで、奈良県警の方で奈良市の秋篠町で実験的にやられまして、そういう犯罪抑止を目的に。本市におきましても、昨年度各自治会さんに、青色についての設置、モデル的にやっていただきたいということで、ご応募をかけました46自治会、526本替えていただいております。それに伴いまして、本年度10月に、その46自治会にアンケート調査を実施させていただいて、効果的なものはどうですかというお話をしたところ、半数、ちょうど46のうち20、20について賛否両論の意見がいろいろございます。抑止的になっている部分、暗い、いろんなご意見がある中で、再度また自治会さんの方とも協議をしまして、今年度もう一度試験的にやってみようということで実施をしております。  ただ、奈良県警の方でも、昨年度1年半経過した中でアンケート調査を実施されております。それによりますと、統計になるんですが、犯罪発生率が低下しているという形で、県警のホームページにもあるんですが、刑法犯におきましては、終日32%、夜間については21%減少していると。これによって減少しているかどうかというのはなかなか難しいと思うんですけど、犯罪件数的には、実施されている地域ではそういう形で減ってきているというようなことで聞いております。以上でございます。 259 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 260 ◯副委員長(谷村淳子君) 私、その下を歩いていると、ちょっと薄暗いような気がして、防犯的な部分ではすごく効果が出ているようであればどんどんと普及していっていただいたらいいと思うんですが、なぜかちょっと街中に入ると、何かこう、青い電灯がぽっぽっぽっとついているのが少し暗いようなイメージがあるので、市民がみんなどういうふうに、防犯は優先されるべきというふうにも思いますので、これが良いとか悪いとかと言ってる意味じゃないんですけども、何かそういうのってどういうふうに感じられているのかなというのと。  それともう一つ、作物を作っておられる、中心部のところってあまり田んぼとか畑とかもないんですけれども、例えば北の方とか、そういうところに行かれたら、そういう作物を作っているところでは、白い街灯というか、今までの既存のものであれば、作物の発育状況に何か影響があるとかないとか、何かちょっとそういうようなこともちらっと聞いたんですが、そういうこともあるのかなとか、そういうのは何かありますでしょうか。そういうのを聞いてませんか。 261 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 262 ◯生活安全課長(森本明夫君) 今年度、アンケート調査を実施した中で、いろいろ交換していただいておりますのが、ワット数は20ワットでございまして、普通の蛍光灯を青色に替えているという状況でございます。ただ、自治会さんにお願いしておりますのは、できるだけ連たんしている場所で交換をお願いしたいと。あまりにも離れているとこを交換されると、逆に暗く見えるか分かりませんので。そういう形で、設置方法についてもご検討願っていると。  ただ、それに替えることによっての作物等の影響等は聞いておりません。一番聞いておりますのは、もう少しワット数を上げられへんのかというお話でございます。以上でございます。 263 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 264 ◯副委員長(谷村淳子君) そうしたら、これからやっぱりアンケートをとりながら、防犯のためにもいいとかいうことで、ニーズがあるようであれば、どんどんと生駒市内の中に青色の防犯灯が付いていくという可能性が大であるということですね。 265 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 266 ◯生活安全課長(森本明夫君) できるだけ替えているような犯罪抑止効果という部分がありますけども、反面、明るさという部分もありますので、その辺につきましては、十分また自治会さんなり協議をしながら、アンケート調査を実施した上で今後また検討していきたいなと考えております。 267 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 268 ◯副委員長(谷村淳子君) ありがとうございました。  続きまして22ページなんですけれども、住宅用の太陽光発電システムの設置補助というところなんですけれども、これは、新築の際に適用されるものなのですか、それとも、既存の家で、例えばリフォームするときにも補助が出るのかどうかということをお伺いしたいんですけれども。 269 ◯委員長(小笹浩樹君) 杉本課長。 270 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 既存の建物についても補助をさせていただくことになっております。 271 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 272 ◯副委員長(谷村淳子君) そうしたら、新築の際も既存も、どちらもオーケーということで。金額的には、何かこう幅とか規定とかあるんでしょうか。 273 ◯委員長(小笹浩樹君) 杉本課長。 274 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 1件10万円でございます。 275 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 276 ◯副委員長(谷村淳子君) そうしたら、金額的にも太陽光発電というのはすごいお金はかかると思うんですけれども、たくさんの人が、家を建てるときとか、既存の家をリフォームされるときに、いっぱい付くことによってエコという部分ではすごくいい役を果たしてくれるかなと思いますので、市長がいつも言われている環境No.1という自治体にという、そういう部分でも、住宅都市の生駒、積極的に市民にアピールしていただいて、ちょっとでも太陽光発電システムの推進に力を入れてもらって、少しでも電力のそういう供給がいい形で皆さんに使ってもらえるようになったらいいと思いますので、力を入れてもらってずっと続けいっていただけたら有り難いなと思います。 277 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 278 ◯副委員長(谷村淳子君) 22ページ、続いてですけど、地域住民による河川の再生等というところがあるんですが、これがちょっと抽象的な部分ですので、これはどういうことを具体的にうたわれているのかというところを説明していただきたいんですが。 279 ◯委員長(小笹浩樹君) 杉本課長。 280 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 河川の景観事業ですけれども、これにつきまして、一例を挙げますと、竜田川の桜並木であったりとか、キショウブの植栽をやったりとか、それから富雄川のコスモスというようなことで景観を再生するような事業をやっております。 281 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 282 ◯副委員長(谷村淳子君) はい、分かりました。  そして、その景観というか、周りのことだけじゃなくて、例えば生駒で一番汚い川というんですか、いろんな川、何本かあると思うんですけれども、そういう汚い川というところというのはどこになりますか。 283 ◯委員長(小笹浩樹君) 杉本課長。 284 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 竜田川でございます。 285 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 286 ◯副委員長(谷村淳子君) 竜田川って何かすごく有名な川なんで、本当に私もきれいにしていきたいなという思いがすごく強いんです。本当、蛍の住む川ということで、三面張りにしているようなところを少し工法を変えてもらって、土を入れるような、カワニナが飼えるような状態であれば蛍も生息するのではないかと。これから大変な、たくさんのことをこなしていかないといけないとは思うんですが、やっぱり河川の水量を増やす努力とか、何かやっぱりそういうこともしてもらって、今ある川を少しでも本当に蛍の住める川、三面張りというのは極力何か控えていただいて、ちょっと(発言する者多し)ああ、そうですか。すみません。ちょっと知識不足で申し訳ありません。ちょっと思いが入ってしまったんで。そういうことも含めてきれいにしていっていただけたらと思います。 287 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 288 ◯副委員長(谷村淳子君) これ、最後です。23ページなんですが、新規事業で、陶磁器拠点回収、リユース、リサイクルの実施というところなんですけれども、これ、実際にされている方に直接お話を伺いまして、一生懸命やっておられる熱意と思い等、そういうのを聞いてまいりました。そういう中で、早速生駒市さんがこれに取り組まれるということを聞いて、すごい早い動きだなということに、私、ちょっと感心というか、びっくりというか、有り難いなと思ったんですが、これについて、具体的にどういうふうに市民と協働してやっていって進めていただけるという何か計画のようなものはありますでしょうか。 289 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 290 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 毎月定期的に公共施設等で拠点回収を考えてございます。あと、回収に当たりましては、使えるもの、使えないもの、そういう仕分けもありますので、市民団体の方、ノウハウを持っておられますので、その方に委託をしたいなというふうに考えてございます。 291 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 292 ◯副委員長(谷村淳子君) 使えるものは、多分欲しい人に譲ってあげてとかいうことでされると思うんですけれども、例えば、ちょっと破損したものとか、使うものなので、好み的に合わないというようなものは粉砕して再利用ということで、多分、多治見市の方に送られて、それをされるということで、かなりコストもかかるというふうにも聞いてましたが、そういう部分の補助じゃないですけど、何か協力体制というようなものは。 293 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 294 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) リユースできるものにつきましては、市民の方にフリーマーケットでありますとか、そういうところで無料でお渡しすると。使用できないものにつきましては、岐阜県の土岐市の方に再生業者がございますので、そちらの方に搬送して再生食器の原材料としてリサイクルをすると。処理費用につきましては、キロ当たり20円程度でございますので、そこら辺は今回の予算で計上させていただいております。 295 ◯委員長(小笹浩樹君) 谷村副委員長。 296 ◯副委員長(谷村淳子君) 有り難うございました。 297 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかに。伊木委員。 298 ◯委員(伊木まり子君) ごみ処理のことなんですけども、今度の新規事業で、高齢者世帯の戸別収集というのがあるんですけど、私も父親が家におりまして、しょっちゅう実家へ帰ってみたら、ごみ、そのままになっているというようなので。実際、これ、どんなふうにされるのかというのと、どれぐらい費用がかかるのかということをまず教えてください。 299 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 300 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 高齢者の収集につきましては、おおむね65歳以上で、体の状態が要介護2以上の方や、身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者に対する支援制度を受けられている方で、かつホームヘルプサービスを利用されている方。いわゆる、高齢者、障がい者だけの世帯では、自力でごみ出し、集積所まで持っていくのは大変困難になっておりますので、そこら辺の負担の軽減を図りたいと考えております。そして、玄関先まで収集をさせていただく戸別収集というのを考えております。それと併せまして、収集時に一声をかけさせていただきまして安否確認を行い、在宅生活の支援を行いたいと考えております。費用につきましては、予算で計上させていただいておりますのは192万4,000円でございます。 301 ◯委員長(小笹浩樹君) 伊木委員。 302 ◯委員(伊木まり子君) その要介護の人であるとか、精神障がい者手帳を持っているとか、そういうのは市で把握されて分かってるんだと思うんですけども、一体何人ぐらいいらっしゃって、これは、自分からの申請なのか、そういう、今言いましたように、市の方の把握でこんなんありますからというふうに声をかけられるのか、その辺のところを教えてください。 303 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 304 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 市内で65歳以上の要介護2以上の方といいますのは、約3,000人おられます。そして、あと、申請方法でございますけども、本人又は本人ができない場合につきましては代理で申請をしていただきまして、それに基づいて私どもの課の方で職員がご自宅の方へ訪問いたしまして、どうかということを決定させていただきたいと考えております。 305 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。浜田委員。
    306 ◯委員(浜田佳資君) 説明書の91ページ、そして93ページにあります小学校、中学校の学校管理費での委託料なんですけど、小学校の方は前年比45%減、中学校の方は23%減ということになっておりますが、これはどういうことでこうなっているのかご説明いただきますでしょうか。 307 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 308 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 委託料の説明のところにある項目につきましては、前年度と変っておりません。ということで、それぞれの委託の金額について、行革等による努力だと考えております。 309 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 310 ◯委員(浜田佳資君) え、一緒。前年度、たしか設計委託料というのがあって、今年度は、それがなくなって、それが大きいのかなと思ったんですが。 311 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 312 ◯教育総務課長(峯島 妙君) すみません、そのとおりです。今回、先ほどありました小学校施設整備費と学校管理費を分けたことによるものでございます。すみません。 313 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。 314 ◯委員(浜田佳資君) 分かりました。 315 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。浜田委員。 316 ◯委員(浜田佳資君) 概要の22ページで、ごみ処理のところなんですけど、これも前年比の予算で8.2%減ということなんですが、これは、昨年秋に提言が出たと思いますが、随意契約の見直しのことで。ごみ処理に関して随意契約になっていると。これを見直すということで提言が出てますけど、それとは関係あるんでしょうか。 317 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 318 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) おっしゃるとおり、昨年の10月の22日に提言をいただきまして、その中で見直しをいろいろされた中で、その提言の内容で上がっておりまして、今のその減になっております。 319 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 320 ◯委員(浜田佳資君) となりますと、提言の中では、収集したものから有価物を収集した者がいたと。例えば、ペットボトルとか、その中でアルミ缶とか出てましたが、それは収集した者、この例で言うたら関西メタルワークの所有になって、そこに入ると。その分委託料を削るという内容の提言だったと思うんですが、この説明書の25ページでは、予算で790万円計上されているんですが、提言の分は採用されなかったということでしょうか。 321 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 322 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 最後の方はちょっと理解に苦しむんですけど、資源物のあれにつきましては、3月に緊急提言ということでいただきまして、それで積算の方から資源物の売却益ということで約2,200万円減額しなさいということで、18年度、それで19年度もその額でさせていただいております。  最後の方の質問だけ、もう一回すみません、お願いします。 323 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 324 ◯委員(浜田佳資君) 説明書の25ページにあるペットボトル等売却収入というのは、それとは関係ないということでしょうか。 325 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 326 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 申し訳ございません。雑入の方のペットボトルの売却収入につきましては、もう以前から積算の中に入れておりませんで、収入として入れているものでございます。よろしいでしょうか。 327 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 328 ◯委員(浜田佳資君) ということは、アルミ缶等の、ああ、そうか。メタルワークのやつは、ペットボトルは関係ないということですね。 329 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 330 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) ペットボトルの収集処理につきましても関西メタルワークなんですけども、ペットボトルの売却益につきましては、当初から収入として入ってございます。そして、瓶、缶ですね、その有価物につきましては、緊急提言に基づいて売却益を委託料から引くという形でなってございます。 331 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。 332 ◯委員(浜田佳資君) 分かりました。 333 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 334 ◯委員(浜田佳資君) 同じく、概要の22ページのごみ減量化対策ということで、予算的には9.4%上がっているんですが、これは非常に大事なことだと思うんですが、実際、この間ごみの量がどのように変化しているのか。減っているのかどうかお聞かせ願えるでしょうか。 335 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 336 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 19年度はまだちょっと集計できておりませんねんけども、家庭系でいきますと、17年度と比較いたしますと約47トンの減になっております。事業系につきましては、850トンほど増えてございます。トータルしますと、減量化はなかなか難しいなという状況でございます。 337 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 338 ◯委員(浜田佳資君) それを受けて、どういう対策を具体的にとられるのでしょうか。 339 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 340 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 昨年の11月からごみ袋の透明化ということでさせてもらっておりますし、今回、新規の事業でも上げてございます陶磁器の拠点回収でありますとか、あと、引き続いてやっております生ごみ自家処理容器の設置補助でありますとか、そういうようなもので対応させていただいております。 341 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 342 ◯委員(浜田佳資君) 先ほどの説明で、家庭からのごみは減っていると、事業系が増えていると。となると、対策の重点は事業系をどうするかが一つの柱になると思うんですが、その点はいかがでしょうか。 343 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 344 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 事業系の方につきましては、大きな事業所について、20年度から積極的に減量に向けてどうするかという計画を出していただいたり、そういうようなことを考えております。 345 ◯委員長(小笹浩樹君) 浜田委員。 346 ◯委員(浜田佳資君) それは分かりました。  蛍光灯のことで新規施策がありますが、この粉砕機の機械設置で420万円かかるとお聞きしておりますが、元は取れるというもくろみでやってるということですね。 347 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 348 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 元は取れるということで言われますとなかなか難しいかなと思います。と言いますのは、ご存じのように、蛍光灯には水銀ガスが入ってございます。現在、今処理はどうしているかといいますと、手作業で破砕をして、もう処理できない、適正処理困難物ということで埋立処分をしてございます。したがいまして、作業環境の悪化とか、そういうふうなもの、環境負荷がかかっておりますので、それを解消したい。それと、あと、破砕機でガラスくずと、あと水銀、そういうようなものを、それと口金のところのアルミもすべてリサイクルをしたりとか考えておりますので、費用対効果といいますと、なかなかちょっと難しいかなと思うんですけども。 349 ◯委員(浜田佳資君) 分かりました。 350 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。伊木委員。 351 ◯委員(伊木まり子君) 1点だけなんですけど、印刷とか製本とか、消耗品を5%削減して4,420万円歳出を下げられたという話で。確かに、19年度と比較してたら、印刷製本費とかずっと下がってて、「ああ、努力されているんだな」と本当に。 352 ◯委員長(小笹浩樹君) どこの部分ですか。(発言する者あり) 353 ◯委員(伊木まり子君) いや、今のは全般で。すみません。よく分かったんですけども。今のは全体的な話で、63ページのね。 354 ◯委員長(小笹浩樹君) いやいや。その場所だけ言うてもろうたら分かりますから。 355 ◯委員(伊木まり子君) はい、すみません。63ページの印刷製本費の方はちょっと上がってるんですけども、これは細かいことですけども、さっきのお話を聞いてたら何か環境、この予算に関する説明書の63ページのここの印刷製本費は前年度よりも倍ぐらいに上がってるんですけども、これは、環境保全対策の何か策定のため上がっているのかなと。すごい細かいことなんですけど、ちょっと教えていただきましたら。 356 ◯委員長(小笹浩樹君) 杉本課長。 357 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 例の環境基本計画が平成20年で目標年度に達すると。これは現在素案作成中なわけなんですけれども、これができ上がりましたら、そのパンフレット等を印刷するための印刷製本費でございます。 358 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。白本委員。 359 ◯委員(白本和久君) 市長の施政方針の12ページの最後の方ですねけども、高齢者世帯の個別収集について、「併せて収集時に安否の確認も行い」と書いておりますねんけども、具体的にどういうことをされるんですか。安否の確認だけ。それだけです。 360 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 361 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 一声かけますというのは、「収集に来ましたよ」、「どうですか」というような形を考えております。 362 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。白本委員。 363 ◯委員(白本和久君) 出てこなかったらアウト。 364 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長、どうぞ。 365 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) アウトとか、そういうものじゃなくて、出てこられなかったら、通常の範囲内で、中へお伺いするとか、そういうふうなことになろうかと思います。 366 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。白本委員。 367 ◯委員(白本和久君) この間、十津川村へ行って、高齢者の安否確認というのは、大変、本当に毎日毎日が限界集落の中では問題化されているというのを聞きまして、それで質問させてもらいましてんけども。なかなか安否確認がとれないと。だから、ごみの収集のときに外へ出てこられたら物理的に出てるから安否なんですけども、十津川村の方やったら、外へ出てくるかどうかが分からないから、結局は家の電気が点いてるかどうかで確認をとってるというのが今の現状らしいですねん。今、生駒市もいいアイデアやなと思いまして、それで質問をさせていただきましてんけども、1人で住んでる高齢者の方の家では、大変周りからなかなか、特に新興住宅の方の隣近所からしたら大変やと、自治会も分かりにくいやろうと思うので、どうかこのサービスをうまく活用して、安否確認の方をよろしくお願いしたいと思います。 368 ◯委員長(小笹浩樹君) 伊木委員。 369 ◯委員(伊木まり子君) 関連で。今の高齢者のですけども、いつも回ってるごみ収集車の人が申請のあったお家の人のところへはお玄関へ行ってもらって声をかけられるということで。別の車が行くというのではないんですね。 370 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 371 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 今どちらにするかということで思っておるんですけど、シルバー人材センターに委託するか、今現状のごみ収集の方に委託するかということでは考えております。 372 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。浜田委員。 373 ◯委員(浜田佳資君) 概要の23ページの清掃センターの長期包括契約の検討、新規となっておりますが、これはどういった内容を考えておられるのかお聞かせ願えますでしょうか。 374 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 375 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 清掃センターにつきましては、竣工から17年が経過しておりまして、プラント施設の経年劣化が進んできております。したがいまして、性能を保つためには、運営管理費や補修費など、施設の運営コストが今後において更に増大していくだろうという予想が立ちます。したがいまして、近年、施設の管理の削減のために、全国的にどうしているかと言いますと、最近は、民間業者のノウハウを活用した、長期に施設全体の運営業務を業者に性能発注する契約方法というのが自治体でぼちぼち出てきております。私ども施設におきましても、この方式で運営のコストダウンを図りたいと、このように考えております。 376 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。  ほかに質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  暫時休憩いたします。              午前11時53分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後0時59分 再開 377 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、休憩を解いて審査を再開します。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。角田議員。 378 ◯委員外議員(角田晃一君) 予算の概要で言いますと21ページ。生活環境部所管でございまして、安全・安心のまちづくりということで2つご質問をさせていただきます。  まず、総務費の2番目に、放置自転車防止指導ということで、これは指導員が配置されていまして、市民にも好評な対策だと思っておりますけど、指導員というのは大体何人ぐらい。 379 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 380 ◯生活安全課長(森本明夫君) 放置自転車の指導員につきましては、18名。生駒駅が10名、東生駒駅が4名、白庭台に2名、北生駒と登美ヶ丘兼務ですが2名、計18名をお願いしております。 381 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 382 ◯委員外議員(角田晃一君) ありがとうございます。お仕事を見てますと、結構1日といいますか、ハードなお仕事だと思うんですけれども、現状、この18名で十分と考えておられるのか、どういうふうに見ておられますか。 383 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 384 ◯生活安全課長(森本明夫君) 今、18名の方でお願いしておりますが、ずっとこう放置自転車状況等を確認しながら、撤去を行いながらやっておりますが、現行うまいこと、言葉は悪いですけど指導していただいてますので、現行でいけるのではないかと考えております。 385 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 386 ◯委員外議員(角田晃一君) 今おっしゃったように、いろいろ物理的なお仕事、結構多いように指導員の方からは聞いておりますので、是非ご検討いただきたい。これは要望ですね。増員を要望いたします。  それから、下の衛生費のところで、街路灯、防犯灯、さっきの谷村さんのところと若干かぶる部分はあるんですけども、これは安心・安全のまちづくりということから言いましてなんですけども、20年度予算では削減されておりますよね。これにつきまして、ちょっとご説明いただけますか。 387 ◯委員長(小笹浩樹君) 杉本課長。 388 ◯環境管理課長(杉本 勉君) 防犯灯、街路灯なんですけれども、昨年度と比べて減額されておるということなんですけれども、これにつきましては、19年度につきましては、第二阪奈道路のインターチェンジのところの防犯灯の設置工事をいたしました。それが終わった分が、今年度その分が減額されております。 389 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 390 ◯委員外議員(角田晃一君) 先ほどの青色防犯灯のお話にちょっと移るんですけども、これは一定犯罪心理学的に抑止効果というのが先ほど出ましたけれども、ロンドンその他、データは、青色防犯灯の効果は出ております。ただ、もちろん、歩行者の心理と、犯罪者の心理と、これは違うので、どういう形で置いていくかというところに問題があろうかと思うんですが。一方で、青色発光ダイオード、その技術的なことから言いますと、これは予算を減額されてますけれども、その理由は別にしまして、今度いわゆるコストに関しては削減効果があると思うんですけども、その辺、どう考えておられるか。 391 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 392 ◯生活安全課長(森本明夫君) 青色防犯灯は、先ほどもお答えしたんですが、モデル的に実施をしていく中で、住民の方、地域の方の意見もお聞きしながら、その辺について、どうしてもワット数が今のところ低いので、ワット数を上げるとなれば、器具全体を替えなければならないと。また多額の費用もかかりますので、とりあえず抑止効果的にどういう効果が出てくるかということで、当面はそういう状況を把握していきたいなと考えています。 393 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 394 ◯委員外議員(角田晃一君) 30ページの教育総務部所管の教育費のところで、スクールボランティア事業の実施ということで、これは学びのサポート事業、中学校へ拡大ということでご説明があったと思うんですけども、小学校でのこの授業の検証はどのようになってますか。
    395 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 396 ◯教育指導課長(西井久之君) 今年度の実施の中で、まだ完全に終わったわけではございませんので、今のところ、正確なものはつかんでおりませんけれども、学校現場でお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒に遊んでくれたり、あるいは先生と一緒になってサポートしてくれるということは、おおむね好評で、授業も順調に推移している、消化しているというふうに考えております。 397 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 398 ◯委員外議員(角田晃一君) 是非どこかの時点でそのデータをつくっていただいて、拡大するなら拡大の方向を打ち出していただければと思います。以上です。 399 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 400 ◯委員外議員(下村晴意君) 概要の30ページなんですけれども、スクールカウンセラーがもう今中小に入っているんですけれども、さっき部長の方からの新規のお話の中に、第三者機関でというお話が出たんですけれども、具体的にお願いいたします。 401 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 402 ◯教育指導課長(西井久之君) 予算書の中で上げております学校園の教育支援アドバイザーの導入ということでございます。これにつきましては、昨日の新聞等でも奈良市の事例が挙がっておりましたが、最近、自分の子どものことしか見えないということで、学校や園に無理なことを要望してくるという事例は確かにありまして、それに対応していくということで、県の方でもいろいろ施策を講じる予定でございます。それと、私どもの方としましても、その課題に応じて、そしてまた必要に応じて、社会福祉士、ソーシャルワーカー、あるいは臨床心理士、弁護士等にお願いをして、第三者機関的に保護者に対応するというような場面、必要な場面があれば、それで対応していけるようにしていきたいということで、こういう新規事業を上げさせていただいております。 403 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 404 ◯委員外議員(下村晴意君) これは市の独自の施策ですけれども、文科省からスクールソーシャルワーカーで県の方に予算が下りますね。それに関して、市の対応はどうでしょうか。 405 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 406 ◯教育指導課長(西井久之君) 議員さんが今おっしゃられたように、国の方の事業として、県に委託をされるスクールソーシャルワーカーの派遣事業というのが予定されているというふうに聞いております。新年度に入りまして、この説明会等を県の方も行うということを聞いておりますので、私どももその説明会に参加して、積極的に導入を図っていきたいというふうに考えております。 407 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 408 ◯委員外議員(下村晴意君) 多分、県の方から各市町村に連絡が入って、できるところとできないところがありますので、本市は今までからずっと県の方にも要望してきましたので、是非これはしていただきたいと思います。  続いて、よろしいですか。 409 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 410 ◯委員外議員(下村晴意君) それと、学校評議員制度をずっと毎年毎年していただいているんですけれども、今の状況はどうなっているでしょうか。 411 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 412 ◯教育指導課長(西井久之君) 学校評議員制度につきましても、昨年度は特に教育長の方からも各学校長に学校評議員制度を積極的に導入していくようにというようなことで指導もされておりまして、昨年度は27校園で実施しております。29校園中27校園で学校評議員制度が導入されているという状況でございます。 413 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 414 ◯委員外議員(下村晴意君) 29校園中27ということですので、あと2つできてないということがあると思うんですけども、この学校評議員制度はやはり学校内の空気を良くするために、外の方から中に来て、やっぱり学校が開けた学校であるという趣旨の下にされるので、これも全校園でできるようにまた努力をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  もう一点。 415 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 416 ◯委員外議員(下村晴意君) いよいよブックスタートが今年度から実施をされて、私、大いに期待をしておりますけれども、ブックスタートが、日本で初めて杉並がやったときに、何年からスタートしますので、例えば今年でしたら20年の4月1日からスタートだと、それ以降に生まれた方が対象になるかと思うんですけれども、杉並では、そうなったときに、その前の年度に生まれた方のご家族から、「いや、私も本当はそれをしてほしかった」という声もあったりして、その区切りが難しいと思うんですけれども、生駒市としては、その対応はどういうふうにされるのか、お願いいたします。 417 ◯委員長(小笹浩樹君) 平井館長。 418 ◯図書会館長(平井克典君) 事業の開始は、20年10月1日から実施予定です。本来4月から新年度が始まるわけですが、赤ちゃんの絵本のブックリストとブックスタートの趣旨のものを印刷します関係で、10月からします。ただし、対象者は一応1年余裕を見ております。19年10月1日以降に生まれた子どもとしてます。あくまで原則でございますので、それ前後というんですか、それより少し前に生まれたからといってお断りすることはいたしません。以上です。 419 ◯委員長(小笹浩樹君) 下村議員。 420 ◯委員外議員(下村晴意君) ありがとうございます。柔軟にしていただいて、是非これがずっと続いて、子どもたちの本当に心の栄養と、また、親との交流ができればいいなと思っています。  最後に、ブックリストなんですけれども、これは今年度でもう終わりになるんでしょうか。 421 ◯委員長(小笹浩樹君) 平井館長。 422 ◯図書会館長(平井克典君) ブックリストですが、平成17年度から5種類ということで、5カ年計画でやってきております。その中で、21年度が最終で、中学生対象のものをします。21年度といいましても、現実でき上がりますのは22年の3月、予定しています、年度末。それで5カ年のすべてがそろうということでございます。 423 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。塩見議員。 424 ◯委員外議員(塩見牧子君) 説明書の93ページ、お願いいたします。中学校費の学校管理費、11需用費なんですけれども、93ページ頭から修繕料、校舎修繕料、備品修繕料とあるんですけれども、一番上の修繕料とあるのは、ほかの校舎修繕料、備品修繕料とどう異なるんでしょう。 425 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 426 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 調べますので、お時間をいただきたいと思います。 427 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 428 ◯委員外議員(塩見牧子君) 児童・生徒等が教室のガラス等を割ってしまう場合があるかと思うんですけれども、そういった場合の修繕費用というのは、校舎修繕料の中に入っていると考えてよろしいんでしょうか。 429 ◯委員長(小笹浩樹君) 辻中補佐。 430 ◯教育総務課課長補佐(辻中伸弘君) こちらの分につきましては、ALTの居住用の住宅の修繕料になっております。(発言する者多し) 431 ◯委員長(小笹浩樹君) 答弁しますか。辻中補佐。 432 ◯教育総務課課長補佐(辻中伸弘君) ガラスにつきましては、校舎修繕料の中に入っております。 433 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 434 ◯委員外議員(塩見牧子君) うちの子もよく割ってご迷惑をお掛けしてるんですけれども。すみません、このガラスの修繕に係る指定業者が幾つかあって、その中からどこの業者を選ぶかは各校に任されているんでしょうか。 435 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 436 ◯教育指導課長(西井久之君) 現実の問題としましては、それぞれ学校の方でガラスを割ったときにすぐ来てくれる業者が必要になりますので、いつも来ていただいている業者にお願いしているという状況だと思います。 437 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 438 ◯委員外議員(塩見牧子君) じゃ、各校に近いところのガラス業者さんが市内に幾つあるんでしょうか。 439 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 440 ◯教育指導課長(西井久之君) 市内で大体よくお願いしているのは2業者ぐらかなというふうに思いますが。 441 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 442 ◯委員外議員(塩見牧子君) その指定業者の選任の仕方というのは、どのようになっているんでしょうか。選定ですね。 443 ◯委員長(小笹浩樹君) 辻中補佐。 444 ◯教育総務課課長補佐(辻中伸弘君) 市の業者登録の業者の中から選んでいただいておりますけども、ガラス専門業者については2者ぐらいだと思うんですが、あと、建築業者もガラス修理できますし、それは学校の判断に任せております。 445 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 446 ◯委員外議員(塩見牧子君) このガラス代なんですけれども、小学生ぐらいでしたら、故意ではなかったということで、学校がなにがしか負担してくださっていたようなんですけれども、中学生になったら自分でちゃんと責任を持ちなさいということで全額負担やと。その場合に、子どもが学校にお金を持っていくことになるんですけれども、子どもにお金を持たせることは、やはり保護者として避けたいとか、そういう声は今まで上がってないでしょうか。 447 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 448 ◯教育指導課長(西井久之君) 現実の問題として、例えば小学生の子どもでしたら、保護者の方が直接学校へ持って来られたりすることもありますし、あるいは、まあ金額にもよるんですけど、子どもたちがそのまま持ってくる場合もあるというふうに思います。 449 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 450 ◯委員外議員(塩見牧子君) 給食費ですとか、学級費ですとか、諸経費、今まで南都銀行さんが指定になってたと思うんですけれども、引き落としが月2回から、この度1回になりましたね。それで、今まで最初の回のときに引き落とせなかったら次の回で引き落とされたんですけれども、それが、今回から学校に直接お金を持って行かなきゃいけなくなったということなんですけれども。もちろん保護者が気を付けて振り込んでおかなきゃいけないんですけれども、やはり、そうなった場合、教員がお金を集めなきゃいけないということで、かなり負担が出てくるかと思うんですけれども、そういうことが極力起こらないような、そういう対策というようなものを何か考えておられますでしょうか。 451 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 452 ◯教育総務課長(峯島 妙君) この件につきましては、南都銀行の方から昨年末ぐらいに申入れがありまして、県費の学校事務、あるいは市費の学校事務と校長等で今検討をしている最中ですので、もうしばらくいただきたいと思います。 453 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。塩見議員。 454 ◯委員外議員(塩見牧子君) もう一点お願いいたします。概要の31ページで、30人学級なんですけれども、この30人学級に際しましては、市費の教員が導入されるということなんですけれども、その方が必ずしも新1年生の担任になるというわけではなくて、どの方をどの学年に配置されるかは各校の裁量ということでよろしいでしょうか。 455 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 456 ◯教育総務課長(峯島 妙君) もちろん、基本的には30人学級で担任してもらうということでうちも採用をしておりますし、そのための、普通の講師以上の、生駒市教委としては破格の講師料ということで採用もしている関係上、30人学級の担任をしていただくのが原則でございます。 457 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 458 ◯委員外議員(塩見牧子君) それと関連して、先日、生駒中学校の少人数指導の教員配置が適切でなかったという通知をいただいたんですけれども、そちらの教員は県費の教員ということでしょうか。 459 ◯委員長(小笹浩樹君) どっちが答えますか。峯島課長。 460 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 県費の教員です。 461 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 462 ◯委員外議員(塩見牧子君) あの件につきまして、もう少し具体的に経過などお答えいただけますでしょうか。 463 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 464 ◯教育指導課長(西井久之君) この件につきましては、過日それぞれレターケースの方に文書を入れさせていただいた内容でございますが、少人数指導として、生駒中学校には2人の県費の職員が配置されております。このうち1名を少人数学級編制にしておりまして、3年生を4クラスから5クラスにするという形で活用させてもらっています。残り1名を少人数指導として、2年生、3年生の理科の授業の一部を複数の教員で指導するということで計画を上げておりましたが、12月の匿名の投書がありまして、その内容について学校と確認いたしましたところ、2の少人数指導、理科の複数指導という部分で一部不適切なところが見られたということで、校長から事情を確認し、県の教職員課にも経過報告をし、そして協議をして、その後教育長から学校長に口頭の厳重注意を行いまして是正を指導したところです。  その後、市の教育委員会でも経過を報告し、そして、適切に実施されているか、市教委の方も確認を、現地調査もさせていただきました。その中で、それぞれの学校で、中学校の少人数指導については現在適切に実施されているということを確認しております。  さらに、文書の中にも入れておりますが、ほかの小中学校についてもそれぞれヒアリングを行いまして、適切に実施していることを確認しております。以上でございます。 465 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 466 ◯委員外議員(塩見牧子君) 不適切な配置が何カ月間ぐらい続いていたんでしょうか。 467 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 468 ◯教育指導課長(西井久之君) 現実には、本年度の最初からの部分で不適切な部分が見られましたので、12月までそういうような状態があったというふうに思います。 469 ◯委員長(小笹浩樹君) 塩見議員。 470 ◯委員外議員(塩見牧子君) このことに関しまして、県から何か指導はあったんでしょうか。 471 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 472 ◯教育指導課長(西井久之君) 県と協議いたしました結果、厳重注意をして対応するということで、それを了解していただいてます。 473 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中浦議員。 474 ◯委員外議員(中浦新悟君) 昨日は保育園のことでちょっとお伺いしたんですけども、幼稚園の耐震の調査の結果やら耐震の計画やらがありましたら、お伺いしたいんですけども。 475 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 476 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 幼稚園の耐震計画なんですけれども、既に第一次の診断をいたしました結果、9園のうち6つの園につきまして耐震診断が必要な園だということは、市教委の方でも確認しております。ただ、小中学校の耐震計画が23年度に終了するという方向で今進んでおりまして、その後、必要に応じて園の方にも進めてまいりたいと考えております。 477 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 478 ◯委員外議員(中浦新悟君) ありがとうございます。安全を図っていっていただけるよう、よろしくお願いします。 479 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 480 ◯委員外議員(中浦新悟君) 別なんですけれども、概要の方の37ページなんですけど、各体育施設の整備ということで書かれてあるんですけど、生駒市においては、メジャーなというか、スポーツですね、生駒市じゃすることができないスポーツというのは何かあるんですか。 481 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 482 ◯体育振興課長(中井 宏君) 大概のスポーツ、海で行う競技はできません。グラウンドでできる競技で一番メジャーな競技、硬式野球が今のところ基本的に使用できません。 483 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 484 ◯委員外議員(中浦新悟君) そうですね。私もちょっと硬式野球、シニアの野球チーム等々から、生駒市で練習は、小さい練習なんかはできるかもしれないけども、試合をすることができないとかいうふうにちょっと聞いてるんですね。そのチームといいますか、シニアだったらシニアでもいいんですけども、その方々がどこで試合をしているとか、練習しているとかいうことは、市として把握してはるんですかね。 485 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 486 ◯体育振興課長(中井 宏君) 今おっしゃるように、守備練習だけしかうちの方のピッチャーズプレートのあるグラウンドではできませんで、シニアやリトルのチームは、近隣の民間の施設等を利用しながら練習をいただいているというふうに聞いております。 487 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 488 ◯委員外議員(中浦新悟君) 近隣というのは、一番近いところでどの辺にあるんですか。 489 ◯委員長(小笹浩樹君) 課長。
    490 ◯体育振興課長(中井 宏君) 大東市の緑の文化園がございまして、その中に公式ができる球場があるというふうに聞いております。 491 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 492 ◯委員外議員(中浦新悟君) 市内、たくさんグラウンド、あるんですけども、どこもちょっとその対応ができないということはちらっと聞いたんですけど、今後、何か対策をハード面で打つというのも難しいかもしれないですけども、ハード面、ソフト面、何らかの対策を打っていくことというのはできないんですかね。 493 ◯委員長(小笹浩樹君) 中井課長。 494 ◯体育振興課長(中井 宏君) 確かに、硬式野球の需要が多うございまして、うちの方でも公共施設の相互利用ということで、近隣都市の硬式野球ができる施設も当たってみたんですが、近隣都市もなかなか公共施設では硬式野球ができる球場を持っておりませんで、それもできませんでした。一時、井出山が一応野球場らしい野球場で、硬式野球ができるかどうかというところを検討いたしまして、いろいろ、ネットを高くするとか検討をしたんですが、相当な高額になってしまいまして、一度断念したという経緯はございます。それとまた、県立学校の学校開放というところで、利用できる日もございますのですが、これも抽選制になっておって、なかなか硬式野球で練習することができない、クラブ活動で使用するために日が制限されててできないというふうに聞いております。そんなこともありまして、なかなか今代替案、硬式ができるような案というのは、今持っておりません。 495 ◯委員長(小笹浩樹君) 中浦議員。 496 ◯委員外議員(中浦新悟君) 対応策がないということなんですよね。そう返ってくるとは。あと、対応策を考えてくだいさいとしか言えないんですけども。プールが、県とか県道、国道の都合で移転すること等が今回あったということもあるので、もし何らかの形でどこかグラウンドとか、市の計画上、また硬式のグラウンド等を造ることができるなというようなことが考えることができるようになってきた場合でも、ちょっと深く考えていっていただけるようにお願いしておきます。よろしくお願いします。 497 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口議員。 498 ◯委員外議員(西口広信君) ページは、104ページから106ページにかけまして、コミュニティセンターの件でちょっとお聞きするんですけどね。これ、中、南、北ということで、本年度の予算額11億6,000万前後出てるんですけど、生駒コミュニティセンターについては7,800万と。大体分かるんですが、これ、もう少し具体的にちょっと教えていただけたらと思いますねけど。 499 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥村課長。 500 ◯生涯学習振興課長(奥村直幸君) 今、西口議員さんのおっしゃった南北コミセンとセイセイビルの総額が大分違うということなんですけど、南北のコミセンにつきましては図書館を併設いたしておりまして、その図書館の費用、また、それぞれ南コミュニティセンター、北コミュニティセンターでは、自主事業を主体的にやっております。セイセイビルにおきましては、貸し館業務がほとんどでございまして、その費用の差もここで出ております。また、コミュニティセンター費では、人件費と申しますのは、窓口業務、いわゆる貸し館業務や市民課の市民サービスコーナーの業務は臨時職員で当たっていただいておりますので、平成20年度につきましては、臨時職員の費用を計上させていただいております。社会福祉協議会に事務従事いたしております職員の給料等につきましては社会福祉総務費だろうと思うんですけど、そちらの方で計上いたしておりますので、ここには載っておらないということでございます。以上でございます。 501 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口議員。 502 ◯委員外議員(西口広信君) ということは、南とか北は、職員として、給料として2,700万とか、それぞれ出てますけど、生駒セイセイビルについては出てないということは、職員さんというんでっか、その方はおられないというふうな解釈でよろしいですか。 503 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥村課長。 504 ◯生涯学習振興課長(奥村直幸君) 生駒市から正職が4名出向いたしております。その4名分の給料につきましては、先ほど申しましたように、社会福祉総務費の費用の方でその分を計上いたしております。以上です。 505 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口議員。 506 ◯委員外議員(西口広信君) だから、その社会福祉以外の方はおられないという、こういう解釈でいいんですか。 507 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥村課長。 508 ◯生涯学習振興課長(奥村直幸君) 職員としては、社会福祉総務費の方で4名分計上いたしております。それ以外の、社会福祉協議会が採用いたしております職員につきましては、委託料、補助金等で計上いたしております。 509 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 510 ◯委員外議員(山田正弘君) 1つお聞きします。73ページの消費生活費なんですけど、消費生活相談員ということで1,200万計上されてますけど、ちょっと内容について教えていただけますか。 511 ◯委員長(小笹浩樹君) 森本課長。 512 ◯生活安全課長(森本明夫君) 消費生活相談員、昨年12月に消費生活条例を可決いただき、本年4月より条例施行をさせていただくに際しまして、消費生活の相談員の方の今まで2名体制の分を3名体制、勤務体制につきましても、従来10時から4時という体制を9時半から5時15分までという形で、そういう体制的に整備をさせていただく部分、相談員の方についての給料体系も変更しているという状況でございます。 513 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 514 ◯委員外議員(山田正弘君) 分かりました。ありがとうございました。 515 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。福中議員。 516 ◯委員外議員(福中眞美君) 概要の方の31ページ、先ほど浜田委員が言われてたんですけど、新規事業で命の大切さを学ばせる体験事業の実施というのがあります。浜田委員が言われたように、赤ちゃんとふれあう機会、これは本当に大切だというふうに思いますのであれなんですけど、そのほかにやっていただきたいと思うんですけど、性教育はこの命の大切さを学ばせる体験事業の中に入っているんでしょうか。 517 ◯委員長(小笹浩樹君) 西井課長。 518 ◯教育指導課長(西井久之君) これは体験事業で、私ども、あくまでも出させてもらうのは、例としてこういうものがありますよということで出そうと思ってますので、現状、性教育につきましては、各学校で計画を組んでやっておりますので、この事業でやるかどうかは分かりません。 519 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 520 ◯委員外議員(福中眞美君) そうしましたら、要望になるか、意見になるんですけれども、私、平成17、18と、PTAの関係で、郡山保健所の方で委員として、青少年の性教育と室内禁煙と両方委員をさせていただいてたんですけれども、それで、今奈良県の方でアンケートされた結果、中学校、高校かな、アンケート結果はもうそちらの方、ご存じですよね。実施結果というのを見てないですか。ああ、見てない。 521 ◯委員長(小笹浩樹君) 答弁されます。西井課長。 522 ◯教育指導課長(西井久之君) 見ておりません。 523 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 524 ◯委員外議員(福中眞美君) 多分、そうしたら健康課の方には見せてはるんだろうというふうに思います。その結果から見ますと、東京都は公表されてます。実際やってみるまでは、東京都のような悪い結果ではないだろうと、奈良県の方は。そういうことで思っていたみたいなんですけれども、実際見た結果、東京都とほぼ変らない。中学生でも中絶、そういう結果も。たまたま委員会の中で産婦人科の先生がいらっしゃいまして、その先生からいろいろお話をお伺いしたんですけれども、その中で、不妊治療をされている方、たくさん今全国でいらっしゃるんですけれども、分かるそうなんですね、性病にかかっていたという実態も。そういうことを学ばないと、結局不妊治療にもつながっていく。先生は何も言わないけれどもということで言われてましたけれども、そういうこともあります。命の大切さを学ぶということから、やはり性教育を始めるのがいいんじゃないかということで、簡単に赤ちゃんをおろしてしまうという実態があります。実際、本当にその中では、私ら、アンケート結果についても県には公表すべきだということで強く要望してたんですけれども、この実態を知ったときに親がびっくりするから実態報告はできないということだったんです。見せていただいたんですけど、回収されました、実際のところ。そういう実態も今知らないということだったんで、是非健康課の方とも密にしていただいて、本当、命の大切さ。簡単におろしてしまう子どもたち、今の現状があるんで、NPOとか助産師さんの力も借りながら体験事業で。赤ちゃんも連れてきて、いろんな体験事業があるそうです。そういうことを是非やっていただきたいというふうに、これは要望しておきます。 525 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 526 ◯委員外議員(福中眞美君) もう一点。概要の33ページ、給食配食車の増車ということで、これは三、四年前に一般質問で取り上げさせいただいて、今回、2時間喫食の問題を取り上げて、配送車を増やす要望をしてたんで、これ、大変うれしいなと思って喜んでおります。ありがとうございます。配送車が増えてから2時間喫食が守られるのか。その前に、何校、2時間喫食ができてなかったところがあるのか、ちょっとお答えいただけますか。 527 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥谷所長。 528 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) 20校中8校ぐらいが2時間以内に配れてます。食べられてます。 529 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 530 ◯委員外議員(福中眞美君) 小学校、中学校合わせて12校できてない、2時間喫食ができてないということ。そうしたら、2時間喫食は、この増車後は守られるというか、いけるということで理解したらよろしいんでしょうか。 531 ◯委員長(小笹浩樹君) 奥谷所長。 532 ◯給食センター所長(奥谷茂治君) 配送車を買うだけでは、2時間というのは不可能であります。ただ、料理の調理の方法とか、あと、学校のご協力とかいただいて2時間以内ということに努めていきたいと思っております。 533 ◯委員長(小笹浩樹君) 福中議員。 534 ◯委員外議員(福中眞美君) 一般質問のときもちょっと例として取り上げさせていただいたんですけれども、給食時間が始まる時間と実際に子どもたちが食べ始める時間は、やっぱりかなりの差があるんです。その中で、鹿ノ台中学校のように、多分、工夫と言われたのはその部分だと思うんですけど、3時間目で授業をいったん終わって、給食をとって、また次の3時間を受けるという。違う学校に聞いたら、昼からの3時間はちょっと勉強に集中できないとかというような声も聞いたんですけど、実際のところ、本当にそうなのかどうかということも含めて検証していただきたいなというふうに思います。  最後に、増車されてからどういうような、工夫も今していただけるということでお伺いいたしましたので、その後、どうなったかというのを議会の方へ報告の方をよろしくお願いいたします。以上です。 535 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。有村議員。 536 ◯委員外議員(有村京子君) 概要の方の32ページの新規で、応募制による校内の芝生化というところでお伺いいたします。  一般質問では、今回は小学校を対象に公募を募った上でということだったんですけども、もし応募がなかった場合でも、何か市として、これはモデル事業であるから、何かグリーンキーパーとかいうNPOとともにやっていくというふうに私は聞いたんですけども、そういう理解でよろしいでしょうか。 537 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 538 ◯教育総務課長(峯島 妙君) そのとおりです。 539 ◯委員長(小笹浩樹君) 有村議員。 540 ◯委員外議員(有村京子君) 応募を小学校だけに限らず、もう少し対象範囲を広げて、幼稚園の方に広げるというお考えはないでしょうか。実際、芝生化する場合にも、幼稚園だったらすごく小さい敷地面積で済みますので、その辺、どうお考えですか。 541 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 542 ◯教育総務部長(中田好昭君) 幼稚園ということなんですが、先ほど議長からもあったと思うんですが、幼稚園については、園庭はもうほとんどグラウンドなんですね。先進で取り組んでおられるところもあるというのは承知してますが、私ども市教委で検討というか研究してくる中で、やはり園児の安全ということをまず優先させていただいたら、やはり園庭というか、グラウンドを芝生化するというのは安全上どうかなということで今現在考えております。 543 ◯委員長(小笹浩樹君) 有村議員。 544 ◯委員外議員(有村京子君) 私は、東大阪市の小阪小学校の隣の幼稚園が芝生化しているのを見てきて、園庭の真ん中の方だけを芝生化しているので、そこで園児たちがはだしになって遊んでて、トンボが来たり、すごくいい感じだったんですけども。そうしたら、一応幼稚園というのも、そんなに私はデメリットがあると思えないので、ちょっとその辺も考えていただけないかなと思いまして。  あと、費用のことなんですけれども、500から800平方メートルで、1平米6,000円ですか、かなり高いなと思いまして。維持管理の方は年間30万ということで、そんなもんかなと思うんですけども、これはグリーンキーパーというNPOを利用した場合、こういう試算になったんですか。 545 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 546 ◯教育総務部長(中田好昭君) 今現在考えている、一般質問でお答えしたのは、手法として、まず地域力ということで、スクールボランティアをあるところ、集中的に募っていこうかなと思ってます。最終、芝生の管理の指導という部分で、やっぱり皆さん素人なんで、そういう指導をいただく方を地域の方、造園業の方がおられたらいいんですが、おられなかったら、既に答えさせていただいたように、NPOで把握してますので、そういう方の知恵を借りるということは想定しています。費用については、その分は見てません。あくまでも初期費用の入換えの土とか、あるいは原材料の芝生とかを見た費用でございます。 547 ◯委員長(小笹浩樹君) 有村議員。 548 ◯委員外議員(有村京子君) 多分ご存じだと思いますけど、こういうNPOにITステーションというとこもあるんです。私、最初ここから資料をもらったときに、その市民力を活用した場合にすごく安い経費でこの事業ができてましたので、多分その方の資料もお持ちだと思いますので、その辺、もう一回比較検討してね。私は、あまりたくさんのお金をかけてやるよりも、やっぱり市民力を活用して、できるだけ安い経費でやるほうがずっと長期的にできると思いますので。 549 ◯委員長(小笹浩樹君) 中田部長。 550 ◯教育総務部長(中田好昭君) 以前から提言いただいて、その趣旨も十分分かっておりますし。いかんせん、その地域力というのが私どもの大きな課題でしてね。たしか平成17年からスクールボランティアを立ち上げて、今現在取り組んでるんですが、なかなかボランティアというのは難しい部分、仕掛けが難しくて、コーディネーターが常に必要なんです。今、教頭先生がコーディネーター役をやっていただいているのを今後、今チャレンジしていこうというのが地域の方をコーディネーターと。それをさっき言いました芝生でしたら専門的な知識を持ってる方を使っていきたいと、お願いしたいということなんで、今走り出すところなんで、もう少し時間をいただきたいと。 551 ◯委員長(小笹浩樹君) 有村議員。 552 ◯委員外議員(有村京子君) これ、芝生やから季節的なものがあって、もう、6月、7月にはエアレーションというか土地改良をしていかなあかんのですけども、そうしたらもう、4、5、6、二、三カ月しかありませんわね。この間に応募されるというわけなんですか。 553 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 554 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 4月に入りまして、校園長会があります。できるだけ早い時期に応募を見通しまして、ないようでしたら、うちの方でまた選考してお願いもしていきたいと考えております。 555 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。矢奥議員。 556 ◯委員外議員(矢奥憲一君) 概要の36ページの一番上の生駒山麓公園野外活動センター振興事業が66万円ほど出てますけれども、これの主な使い方をちょっと教えてほしいんですが。 557 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 558 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) この分につきましては、野外活動センターで春夏秋、3回子ども体験キャンプをやっていただいておりまして、それの事業費の補助ということでございます。 559 ◯委員長(小笹浩樹君) 矢奥議員。 560 ◯委員外議員(矢奥憲一君) ここも、バンガローでありますとか、常設テントでありますとか、いろんなそういう施設もありますわね。それとか、あとバーベキューの広場とか、そういうところにはこういう費用は使ってないわけですか。 561 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 562 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) ここの費用につきましては、子どもの体験キャンプの費用で、来られる方の自己負担の分を徴収した残りの部分を経費として補助させていただいているということで、バーベキューとかの費用、それはまた別の山麓公園の野外活動センターの管理というところでその辺の管理費用とかは見込んでいるということになります。 563 ◯委員長(小笹浩樹君) 矢奥議員。 564 ◯委員外議員(矢奥憲一君) バーベーキュー広場にしましても、あそこに木で作ったいすとか、そういうのを置いてますわね。かなり年数もたっていまして、もうそのいすを持ってきて使えるような状況ではないというふうに私は見てるんですけども、そういうのは把握されてます。 565 ◯委員長(小笹浩樹君) 細川課長。 566 ◯女性青少年課長(細川隆庸君) 野外活動センターの設置してあるいすですとか、その辺のものについては、それだけやなしに、キャンプサイト、テントをはるところとかいうのは、逐次向こうの方の管理をしております指定管理者の財団の方から連絡いただいて、一定の部分については指定管理でお願いしている部分で修繕とかいような形で対応していただくとか、あるいは、大規模なものについてはこちらの方で予算計上をさせいただいて、毎年ちょっとずつ整備とかいうのを進めさせていただいているというところでございます。 567 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。矢奥議員。 568 ◯委員外議員(矢奥憲一君) そういう見方もあるんですけども、よく見ていただいたら、本当にあそこのキャンプファイヤーとか、そういうバーベキューをするところのいすが、もうほとんど使えないような状況。だから、そういうふうなこともよく把握していただいて、それなりの補充をするとか、修繕をするとか、そういうような形にして、やっぱり市民の利便性を図っていくような形で進めていきたいと一応要望しておきます。 569 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。宮内議員。 570 ◯委員外議員宮内正厳君) 予算案用資料の7ページのところなんですけど、生駒中学校改築工事ということで、新として太陽光発電施設設置工事という形で。予算案用資料、そこの7ページなんですけども、この中で、太陽光発電施設の設置工事、これ、ちょっと詳しく説明願えたら有り難いんですけども。 571 ◯委員長(小笹浩樹君) どなたが答弁されますか。峯島課長。 572 ◯教育総務課長(峯島 妙君) 詳しいかどうか、ちょっと申してみます。太陽光につきまして、文科省のエコスクールの認定を受けております。もう、認定は済んでおります。最大発電量1時間当たり10キロワット。これは、以前に造りました俵口小学校と同じワット数で考えております。費用としまして1,500万を考えております。このうち2分の1を補助、出る予定で考えております。 573 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 574 ◯委員外議員宮内正厳君) 2分の1補助ということで、NEDOというんですか、そういうところから。どこでしたかね、外郭団体なんですね、そこから750万を助成金としてもらうということらしいですけども、あと残りは、当然、750万は一般会計からというふうになるんですかね。 575 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 576 ◯教育総務課長(峯島 妙君) そのとおりです。 577 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 578 ◯委員外議員宮内正厳君) 実は、一定規模以上の工事、今NEDO等から助成金の半分を助成していただいているということなんですけども、滋賀県の野洲市、この前合併して市になったのかな、人口約5万ぐらいの市なんですけどね。この太陽光発電の建設費用の工面の仕方ということなんですけど、ここで実は面白いことをやっておられるんですね。住民からも、今言われた補助と一般会計からの半分ということなんですけど、つまり一般会計からの半分の部分を住民の寄付等で賄うということらしいんですね。中身を調べてみたら、環境と経済が両立する地産地消のまちづくりの一環として、ここでは地域通貨みたいなのを発行されていると。市民が1口1,000円の寄付をすると1,100円分の地域通貨が交付されると。そして、買い物の際におおむね5%程度の割引券として使えると。つまり、寄付を受けた金額は、太陽光発電の建設費用に全額投入されるということらしいですね。その必要額がたまればね。こんな方法を実は滋賀県の野洲市でやっておられて、もちろんほかのところでもやっておられるんですけどね。そのホームページで見ましたら、地域通貨で考えたら、つまりその地域通貨の加盟店で買い物をすることになれば地域の活性化にもつながるというふうな、そういう仕組みみたいなのをつくっておられるということなんですよね。他市の事情、実例だとか、いろいろ調査はされていると思うんですけど、資金面での住民参加というんですか、住民の協力、寄付等をいただくと。ただお金をちょうだいというだけでは駄目なんですね。そこに利便性、効果、住民にとってプラスになることがあれば、住民も参加したいという気持ちになると私は思うんですね。それは、教育委員会の課題ではないかも分かりませんけど、その辺の研究とかはされるようなことはどうでしょうかね。 579 ◯委員長(小笹浩樹君) 峯島課長。 580 ◯教育総務課長(峯島 妙君) とてもいい意見だと思うんですけども、来年度、先ほども申してますように、生駒中学校の工事計画、大変タイトですので、また今後の課題とさせていただきたいと思います。 581 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 582 ◯委員外議員宮内正厳君) まあ、そらそうです。この事業でというんじゃなくて、多分、今後も学校施設だけじゃなくて、こういう太陽光の問題で言えば、建設等がいろいろと計画はされていくと思うんですね。その中で、今言ったように、生駒市が一般会計から出すだけではなくて、今言ったような、住民からの寄付をいただくと。寄付も、住民にとってはプラスになるような中身として考えてもらうと。  それから、もう一点でいけば、前、角田議員でしたか、住民参加型の公募地方債の提案等がされたと思うんですね。ここらも検討課題の一つになるかも分かりませんけども、そこらも、もしよかったら、それが実際上運用としてできるものなのか、運用してみたら、しかしなかなか複雑で難しいという問題があるかも分かりませんけど、そういう研究なんかされてますかね。 583 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡財政課長。 584 ◯財政課長(吉岡源裕君) ミニ公募債につきましては、実際問題、得損の話になりますと、国債の利率より以上の利率で住民の方にお渡しするとか、そのあと、銀行等に対する手数料、その他経費的には若干損でございます。住民の方と一緒にやるという分につきましては有効な手段ということで、その辺、今後の検討課題になろうかなと思います。 585 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。
    586 ◯委員外議員宮内正厳君) そうですね。ちょっとやっぱり検討課題。というのは、やっぱり住民が参加すると、行政に関心を持ってもらって知恵も出してもらう、お金も出してもらうと、協力してもらうというんですかね。その辺は大いに検討もしていただきたいんですけど。  それからもう一点、私、資料を見てましたら、省エネの関係で、コージェネレーションみたいなものがあって、コージェネレーションシステムというのは、燃料を用いて発電をするとともに、その際に発生する排熱を冷暖房や給湯などに有効利用できる省エネのシステムだと書いてあるんですね。ただ、これ、ちょっと資料を読んでおったら、今原油がぐっと高くなったでしょう、ちょっと課題があるということらしいんですけど、たしか、私の記憶では、優楽でしたか、この機械等があるとは思うんですけども、原油価格がもう少し下がって、この費用対効果というのが発揮されるような時点になったときには、こういう機種等もやっぱり検討をしていただいたら、地球環境だけでなくて、生駒の財政環境にも一定の、何というか、余力を増すようなものにはなるのではないかなというふうに考えておりますので、これも1つ時期が来れば検討していただいたら有り難いということでございます。以上です。 587 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。八田議員。 588 ◯委員外議員(八田隆弘君) 先ほどの高齢者世帯等の戸別収集についてなんですけども、課長さんの方から答弁いただきました。回収ルート、これは4月からですか。4月から実施していただくと。 589 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 590 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) 4月からすぐはできませんので、4月に応募していただいて、うちの方で訪問させていただいて、それから決定となりますので、早くても7月ぐらいからかなと思っております。 591 ◯委員長(小笹浩樹君) 八田議員。 592 ◯委員外議員(八田隆弘君) 先ほどその範囲というか、回収する方の規定というか、それをちょっと聞いたんですけど、この規定に当てはまらないというか、もっと高齢でまだ元気な、希望があった場合は受け付けてもらえるんですか。 593 ◯委員長(小笹浩樹君) 辰巳課長。 594 ◯環境事業課長(辰巳隆洋君) すべてご希望どおりさせていただいたらいいんですけども、やっぱり費用対効果というものがございますので、やっぱり非常に困難で、自力でできないという方だけをとりあえず対象とさせていただきたいと思っております。 595 ◯委員長(小笹浩樹君) 八田議員。 596 ◯委員外議員(八田隆弘君) 7月、またこれをやってみないと分からない部分も結構あると思うんですけども、また教えていただきたいと思います。ありがとうございます。 597 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 598 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第2号の当委員会関係分については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 599 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第2号の当委員会関係分については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 600 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、審査事項、(5)議案第10号、平成20年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算を議題といたします。  それでは、所管の部長から説明を受けます。清家部長。 601 ◯生活環境部長(清家 衛君) それでは、議案第10号、平成20年度生駒市自動車駐車場事業特別会計予算につきましてご説明させていただきます。  予算の説明書237ページからをお願いいたします。  本特別会計は、生駒駅南及び生駒駅北地下自動車駐車場の管理運営に係るものでございます。まず、歳入につきましては、自動車駐車場の使用料が2億3,700万円と、一般会計繰入金といたしまして6,531万9,000円を計上いたしております。  次に、240ページをお願いいたします。  歳出につきましては、自動車駐車場の管理費として1億5,572万1,000円を計上させていただいており、そのうち、指定管理者制度の導入に伴う指定管理業務委託料は4,397万円を予定しております。また、公債費は1億4,659万8,000円を計上しており、長期債償還元金1億1,072万6,000円及び長期債償還利子3,587万2,000円を予定しております。歳入歳出総額といたしましては、3億231万9,000円を計上いたしております。  以上、簡単でございますが、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。 602 ◯委員長(小笹浩樹君) 説明は終わりました。  本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 603 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 604 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第10号については原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 605 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第10号については原案のとおり可決いたすことに決しました。  引き続き審査を行いますが、議案所管関係職員の座席移動のため、しばらくお待ち願います。暫時休憩いたします。              午後1時58分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時8分 再開 606 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、休憩を解いて審議を再開します。  (6)議案第20号、平成19年度生駒市下水道事業特別会計補正予算(第2回)を議題といたします。  なお、説明は省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが、よろしいですか。              (「はい」との声あり) 607 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 608 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 609 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第20号については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 610 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第20号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 611 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(7)議案第22号、平成19年度生駒市水道事業会計補正予算(第2回)を議題といたします。  なお、説明は省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが、よろしいですか。              (「はい」との声あり) 612 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 613 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。質疑等ございませんか。              (「なし」との声あり) 614 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第22号については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 615 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第22号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 616 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、(8)議案第43号、生駒市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  なお、説明は省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが、よろしいですか。              (「はい」との声あり) 617 ◯委員長(小笹浩樹君) それでは、本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。白本委員。 618 ◯委員(白本和久君) 市長の施政方針のところで、10ページで、「水道料金については、公営企業経営健全化計画に基づき、より一層経営努力をし、経費の節減に努めることにより、経常利益の確保ができる見込みであるため、水道事業を開始してから初めてとなる水道料金の値下げを行います」というところがあるんですけども、市長、経常利益の確保ができる見込みというのは、どこのことを言ってるんですか。 619 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 620 ◯水道局長(古川文男君) これは、平成18年度の決算でもご説明させていただいていますように、今1億8,000万円の繰越利益がございます。そしてまた、平成19年度の決算見込みにつきましても、大体ほぼ3,000万円。これは、企業努力というんですか、公用車を削ってやったり、そういった少しずつの努力の積み重ねによりまして、一応3,000万円前後の利益が出ていくだろうというような形で考えております。以上でございます。 621 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 622 ◯委員(白本和久君) そうすれば、利益が出なくなれば値上げということなんでしょうか。 623 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 624 ◯水道局長(古川文男君) 今回のこの議案につきましては、一応料金算定についてはスパンがございます。今回は、平成20年度から23年度までという形で、一つのスパンをくくった中で一応料金の算定をやってますと。だから、この4年間の中では、そういうような、早急に値上げをしなければならないという特別な理由が今のところないというふうな形で考えておりますので、そのところ、よろしくお願いしたいと思います。 625 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 626 ◯委員(白本和久君) そうすれば、24年以降は分からないということですか。 627 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 628 ◯総務課長(北側義恭君) 今局長が申し上げましたとおり、今回の改定につきましては、財政状況をかんがみまして、つまり、20年から23年度までの4年間におきます確実な要因を基に、そして、現行の水道料金を基準にいたしまして、健全経営を維持できる範囲内での料金改定というふうに認識していただければ有り難いと思います。 629 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 630 ◯委員(白本和久君) そうすれば、数値的にはどのぐらいが健全と見ておられるんですか。 631 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 632 ◯総務課長(北側義恭君) 今申し上げましたとおり、今年度、平成19年度決算につきましても3,000万円程度の黒字が出ます。今後、こういった経営努力をすることによって、毎年3,000万円程度の黒字が発生するだろうというふうに見込んでおります。それをもちまして、1つ、健全か健全でないか、特に、資金収支につきましては、毎年5億円程度の内部留保資金も発生していっていることでございます。こういったものにつきましては、事業計画との兼ね合いもございますけれども、現金ベースにおきましても維持できるというふうに考えております。
    633 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 634 ◯委員(白本和久君) そうすれば、来年も値下げが可能ということですか。 635 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 636 ◯水道局長(古川文男君) 今度のこの議案につきましては、過日の説明会でも説明させていただきましたように、基本的には従量料金を対象に検討をさせていただいたら結構やという形になってございます。料金体系につきましては、やはりもう少し大きなスパンで見やしていただきたいと、かように考えております。そのために、来年度の値下げというんじゃなくして、そういうような考え方がしっかりした時点で、再度必要に応じて検討もさせてもらえたらなと、かように考えておりますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。 637 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 638 ◯委員(白本和久君) そうすれば、市長にお伺いしますけども、審議会については検討されなかったんですか。 639 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 640 ◯市長(山下 真君) 審議会につきましては、その審議会設置の趣旨からしますと、料金値上げについて、その値上げが妥当かどうかということの慎重を期すために設置をされたものであるというふうに思いましたので、料金の値下げということであれば、特段反対をされるということは、一般的には考えられないわけですから、その必要はないというふうに判断をいたしました。 641 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 642 ◯委員(白本和久君) そうすれば、値上げの場合は生駒市水道料金審議会を招集するが、値下げの場合はしないということですか。 643 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 644 ◯市長(山下 真君) これまで値下げということがなかったので、今回が初めてのケースということになるので、過去の慣例というのはないんですけれども、私はそのように理解をしております。 645 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 646 ◯委員(白本和久君) 確かに、前回からしますと12年5カ月ぶりの改正ということで、今日の新聞にもよう似た数字で、12年5カ月ぶりに円が99円になったと。全く同じかなというように思います。ええのやら悪いのやら。 647 ◯委員長(小笹浩樹君) 質問をしてください。 648 ◯委員(白本和久君) はい。それで、水道料金審議会条例では、「水道料金の適正化を図るため」というのが第1条に書いております。また、水道法の第14条には、「料金が能率的な経営の下における適正な原価に照らし公正妥当なものであること」と書いております。この2点から見ましても、値上げだけがその適正化というんじゃなくて、値下げについても適正化については審議会に諮るべきではないかと思うんですが、どうでしょうか。 649 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 650 ◯市長(山下 真君) 第2条で、「審議会は、市長の諮問に応じ、水道料金に関する事項について、調査及び審議をする」というふうに書いてございますので、一定、どのような事項を諮問するかについては裁量があるというふうに私はこの条例を解釈しております。 651 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 652 ◯委員(白本和久君) そうすれば、水道法並びに水道料金審議会の条例第1条の両方に整合するかというので、市長は、値下げについては適正であるために審議会にもうかけないということですか。 653 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 654 ◯市長(山下 真君) 今回はそのように解釈をして、そういう処理をさせていただきました。 655 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 656 ◯委員(白本和久君) そうすれば、少しあれですねんけども、大滝ダムはいつごろできるんでしょうか。 657 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 658 ◯総務課長(北側義恭君) 大滝ダムにつきましては、当初は14年度完成し、15年度から供用開始という予定でございましたけれども、その後再三工事が延びまして、先達ていったん竣工したものの、淡水試験を行った結果不備が発生したために、現在では24年度に完成、25年度から供用開始と聞いておるところでございます。 659 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 660 ◯委員(白本和久君) その場合、従前から話が出ております県水の値上げということについて、この水道料金については影響を受けないんでしょうか。 661 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 662 ◯総務課長(北側義恭君) 先ほども回答いたしましたとおり、今回の算定期間は20年から23年度までの4年間ということでございます。大滝ダムの完成につきましては、24年度完成、25年度供用開始ということで、その部分につきましては不確定要因ということで、算定の容量の中には入ってはございません。 663 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 664 ◯委員(白本和久君) そうするということは、今度の値下げにおきましては、前回、12年5カ月のずっと続けて値上げをしないで水道局が頑張ったことを、大滝ダムの25年ぐらいには、後5年ぐらいしたら見直しをするということも考えられるということですな。 665 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 666 ◯総務課長(北側義恭君) 料金の算定期間若しくはその料金の改定の年数というものが1つ統計で出ております。平成18年4月2日から19年4月1日までの、これは私の資料なんですけども、この1年間に行われました人口10万人以上の団体の平均改定年数が5.7年ということでございますので、今からちょうど5.7年ということでしたら、ちょうどそれぐらいに大滝ダムとぶつかって、再度その時点で考慮すればというふうに考えておるところでございます。 667 ◯委員長(小笹浩樹君) 山下市長。 668 ◯市長(山下 真君) やはり、水道事業というのは、これは株式会社ではなくて、もうけることが目的ではございませんので、経営努力によって利益に余剰が出るのであれば、その期間が2年であれ、3年であれ、いったん市民に還元するということについては、私は反対をされる理由は全くないというふうに考えてまして。ちょっとご質問の趣旨がよく分からないんですけれども。この間、水道事業管理者を置かないとか、それだけでも人件費、かなり節約できますし、さっき局長が言いましたように、公用車を無くすとか、あるいは入札の仕方も透明化して、競争性の高いものにして、落札率も落とし、人員も削減し、あらゆる企業努力をしてその黒字を出しているわけで、それを市民に還元するのは、僕はもっと賛成してほしいというふうに考えております。 669 ◯委員長(小笹浩樹君) 市長ね、質疑等ということで今やっているんで、委員は別に賛成とか反対とかということを今言ってる、そういう場ではないので、その辺はちょっと誤解しないようにしてください。これは質疑ですので。  白本委員。 670 ◯委員(白本和久君) 反対とは言ってませんねんけども、そう聞こえますか。  私は、12年5カ月据置きでやったことについては、諸先輩方と水道局の努力と、本当にそれをよくやったなというふうに思います。それをこれからは5年何カ月目にやっていこうというのは、ちょっと僕はこの記録を破っていただきたいなと。一遍据え置いたからには、次、値下げをして、12年5カ月をオーバーするような記録をつくっていただきたいなと思いましたけども、ちょっと難しいみたいですね。  そうしたら、次に言わさせてもらいます。 671 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 672 ◯委員(白本和久君) 次に、議案の第43号の条文なんですけども、この経過措置というのをもうちょっと説明していただけますでしょうか。この条例案の。条例の中の経過措置。ちょっと分からないんですけども。「改正後の生駒市水道事業給水条例別表第2の規定は、平成20年4月分以後のものとして徴収する料金について適用し、同年3月分までのものとして徴収する料金については、なお従前の例による」と書いてますねんけども、これについてちょっと分かるように説明していただけますか。 673 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷主幹。 674 ◯総務課主幹(中谷博明君) 水道料金の検針につきましては、2カ月間に1回しております。検針は、一度に全市内できませんので、順次1日から約25日間に全地区って、2カ月に1回やから、2カ月間で全地区を回る形で検針をしております。4月の中ごろに、初めからずっと検針しますけども、4月に検針する検針は、3月分と4月分として徴収する水量を検針させていただきます。その3月分、4月分という水量の中で、3月分は前回の料金、4月分として徴収する料金につきましては新しい料金という形でお考えいただきたいと思います。 675 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 676 ◯委員(白本和久君) そうすれば、2カ月ごとにしか分からないということですか。 677 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷主幹。 678 ◯総務課主幹(中谷博明君) 検針は2カ月に1回、年6回の検針という形になっております。 679 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 680 ◯委員(白本和久君) そうしたら、現在の直近で分かる生駒市の平成19年度の徴収する料金については、見積りというか、料金については、いつごろまでに分かるんです。普通でしたら一月ごとだと思うんですけども。1月ごろですか。 681 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷主幹。 682 ◯総務課主幹(中谷博明君) 検針すれば、要するに、例えて言うたら1月の10日に検針した人は、次は3月の10日に検針します。だから、3月の検針した時点で2月分と3月分の水道料金が検針した時点で分かります。だから、全体やなしに、1個1個という形であれば、そういう形になります。 683 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。白本委員。 684 ◯委員(白本和久君) ちょっと分からない。それはいいです。  ちょっと戻りますが、先ほどの市長の答弁の中でなんですけども、私は、水道料金審議会なんですけども、適正化を図るというのは、生駒市の場合は値上げばっかり過去はやっておりましたが、値上げも値下げも同じ行為だと思うんですよね、水道料金審議会にかけるのはね。値上げだけが適正化ではなく、値下げについても適正化という意味はあると思うんです。それで、市長、できることでしたら、市長の諮問機関であることは分かりますねんけども、過去に初めてのことで書いてますけども、そのとおりですけども、値下げについても、以後のことについては、水道料金審議会にかけていただく方がより分かりやすいんじゃないかなと。分かりやすいというか、公正なことができるんじゃないかなと思うんですけども。これは意見です。以上です。 685 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。井上委員。 686 ◯委員(井上充生君) 古川局長ね、最初4年のスパンで料金を考えるということを言われたんですけども。その言われたときに、4年間はその金額でいくのかなと感じたわけなんです。それから以後に、また状況に応じてはというようなことをちょっと言われたんだけど、どうなんですか。その後で、また県の平均が五.何年ということを言われたんで。実際、基本的に生駒市は4年のスパンで料金を一律化していくという考え方でいいということなのか。 687 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 688 ◯水道局長(古川文男君) 先ほどの説明にちょっと補足させてもらいます。料金の算定の期間という分については、期間の一応益をまずは。(「4年間の益」との声あり)はい。それを単年度で割りまして、そして、値下げ可能な金額を出していくという手法を使うてございます。つまり、4年間はそれだけのものがあるだろうという一定のバックデータの下に。それを覆すような特異な例がその期間にあるとか、また、今後大滝ダムの動向というのがまだはっきりやってないです。だから、そういうようなものを省いてしまって、不確定要素をとってしまって、1つきれいに押さえられる金額の中で見たときに、4年間やったならば1年間このぐらいの金額で4年間が滑れるというような考え方です。 689 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 690 ◯総務課長(北側義恭君) 補足説明になろうかと思います。平成7年に水道料金を改定させていただきました。たしか、そのときの算定期間も4年で審議していただいたと思います。決して、審議会を設けなかったという一つの、平成11年設けなかったというのは、事務当局で算定をした結果、たしか11年度には6億近くの繰上償還が発生いたしました。これによって多大な経費の軽減が図れたと。今度は、11年の後、平成15年にまた事務局の方で算定をし直したという中で、人件費の方が、11年に54名であったものが、15年には47名まで削減できたというような、人件費の削減によりまして、つまり言い換えると、経営の努力、合理化によりましてつないできたという、こういったことでございます。  ですから、先ほど12年5カ月という間、何もしなかったんじゃなくして、事務局方としては、絶えず4年、4年おきに算定の見直しをしていってると。そんな中で特別な理由が発生するならば、当然、4年にかかわらず見直しの部分は見直していきたいと、こういうことでございます。 691 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 692 ◯委員(井上充生君) 前の繰上償還でかなり無理して努力していただいて成功になったと。当時で6億ぐらいでしたか、金利が助かったということを覚えているんですけども。要するに、そのときの余剰が今まで残っていたという分も考えられるわけですか。 693 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 694 ◯総務課長(北側義恭君) はい。それもございますし、昨今の入札制度をいろいろなやり方の中で、例えば平成16年度でございましたら、入札関係、落札率が建設工事におきましては93、95近くいっておりましたのが、例えば平成19年でしたら82%まで落ちていると。こういったものも大きな要因でございます。 695 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。浜田委員。 696 ◯委員(浜田佳資君) 結局、家庭にとっては、平均してどれぐらい値下げになるというふうに算定しているでしょうか。 697 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 698 ◯水道局長(古川文男君) 一応、この前説明させていただきましたように、従量料金でございますので、全体から見れば2.2%の減と。そして、標準家庭という形で言えばちょっと語弊があるかも分かりませんけども、通常のご家庭でしたならば3.7%。つまり、月平均5,400円ぐらいの水道料金が200円ぐらい値下げになるというような状況でございます。よろしくお願いしたいと思います。 699 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。浜田委員。 700 ◯委員(浜田佳資君) この値上げラッシュの中で、大分助かると思います。 701 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。白本委員。 702 ◯委員(白本和久君) 別に値下げに反対するというあれじゃないんですけども、不安材料として、老朽化した施設又は水道管ですね。これについては、どのように考えておられるんでしょうか。 703 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 704 ◯水道局長(古川文男君) 一応これは試算でございます。水道施設の全体的な更新の中身と申しましたならば、この前、議案等にもございましたように、山崎浄水場のろ過設備、あれがざっと十一、二億。それとポンプのやり換え、それともう一つ、今委員さんがご指摘の老朽化した配水管の更新と、そういうようなものがございます。これは、その配水管を今整備計画に基づいて整備をやってるんですけども、1年間の執行率というのが大体2億前後ぐらいです。全体を見ればその10倍ぐらいあるんですけども、やっぱり事業の執行の状況等を考えていけば、ざっと今までの2億ぐらいの推移でやっていけると。それに比して、減価償却費をためていくことによって内部留保資金がたまっていくと。その内部留保資金の合計金額がざっと30億前後という形になってございますので、先ほど説明させていただきましたこの4年間は、一応これだけの金額でもやっていけるだろうというような見込みを立ててございます。以上でございます。 705 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいですか。              (「はい」との声あり) 706 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。角田議員。 707 ◯委員外議員(角田晃一君) 去年の決算委員会で、いわゆる減価償却のお話で質問させてもらったんですけど、今古川局長のお話では、いわゆる会計処理としては、減価償却は現在されていると、こういう理解でいいんですか。 708 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 709 ◯総務課長(北側義恭君) これは地方公営企業法の中でしなければならないというふうになってございますので、やっておるところでございます。 710 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。宮内議員。 711 ◯委員外議員宮内正厳君) 財源という形でいけば、繰越利益の余剰金、それから、支払利子の先ほど言われた軽減、人件費等の削減ということですね。企業努力の結果こういう形になったということで。これ、ある意味、全国でも水道料金を下げるというのは、私が知る限りにおいては極めて珍しいのではないかなと。そういう意味においては、生駒の水道料金を下げるというのは、全国に勇気を与えるというか、生駒の水道局の経営を1回見習いたいというふうなことにもつながるのではないかなと、私はそのぐらいの確信をしておるんですけどね。その意味では、これが実際議会で決まれば、一定、水道局辺り、それぞれの専門家が視察に来るということも想定もされているんですかね。 712 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 713 ◯水道局長(古川文男君) 非常に申し訳ないんですけども、一応これの出発が、過日の本会議で認めていただきました繰上償還が引き金になってございます。この繰上償還を利子の補給分が払わなくても済むというような状況の中で、値下げをしたのは生駒市が初めてというような状況になってございます。全国的にも、値下げをするために繰上償還じゃないというような形になってございまして、非常に、平成20年あるいは21年度の繰上償還についても、まだ不確定な要素がございます。しかしながら、先ほど市長に答弁していただきましたように、やはりまずはやってみるという、その思いをやっぱり全面的に出してもらいたいというような形でございますので、視察とか、そういうような話よりも、やはりまずはやってみるという、その気持ちをくみ上げてもらいたいなと、かように感じております。 714 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮内議員。 715 ◯委員外議員宮内正厳君) なかなか謙虚な発言だというふうに評価しますね。やっぱり、この4月から相当な、先ほど言った不況下におけるインフレと、物価上昇ということも懸念される中で、暮らしに対して応援をすると。4年間というスパンの中で、できる範ちゅうのことをやろうという、この姿勢は大いに評価すべきだと私は思います。ありがとうございます。 716 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。中谷議員。 717 ◯委員外議員(中谷尚敬君) 直接これに関係するかどうか分かりませんねんけど、私も値下げされることに対しては反対しませんけれど、先ほど水道局の方々が、人員整理とかいうことで削減して、円滑な運営をしていると言われたけど。皆さんもご承知かどうか分からへんけど、その裏には、水道組合という組合が、業者さんが、日曜、祭日、それから正月、ゴールデンウイーク、盆と、これ当番で回っているわけですわ。そこへしわ寄せが来たるいうことを僕はやっぱり分かってほしいなと。陰でそういうことを。市民の皆さんも水道組合が何をしてはるか、ただの商売やと思うてはるか分からへんけれど、ものすごい組合の中も火の車ですわ。そうやから、もっと反対に、それやったら仕事を出してあげて、適正な価格でですよ、回るようにしていただかなかったら、補助金も何か半分ほどカットされて、もう四苦八苦やねんと、もう組合も維持できない状態に今向かいつつあるからね。どこまで頑張ってくれはるか分からへんけど、もし組合が無くなったら、そのしわ寄せはみんな水道局の職員さんのところに来るねやからね。そら、表向いて頑張ってくれてることは分かるけど、そればっかりじゃないということをみんな胸に収めてもらえへんかったら。ほんまにこの組合、もう来年は、20年度はいけると思いますけどね。聞く話では、21年度でもう解散しようかと。そうやけど、市民に迷惑が掛かるなと。ほんまに、夜、夜中とか祭日に、破裂した、何やしたらすぐ当番で行くわけですね。なかっても当番してなあかんわけですから、そんだけ人件費が要るわけですわ。それでみんな助かってるいうことだけを私、認識しておいてほしいなと。これは意見ですけど。局長、市長もよろしくお願いいたします。 718 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。西口議員。 719 ◯委員外議員(西口広信君) 取り越し苦労か知りませんけども、この今どきに、値上げラッシュやのに値下げって本当にありがとうございます。私らちょっと素人でこんなこと言うの。4年後はこれでいけるだろうと。しかし、平成24年以降はまだ分からんということで。万が一、これ、値上げせんならんようなことになりますと、これ、いかがな。ちょっとその点、私、老婆心ながら心配してまんねやけども。それはもう全然考えてはおられないんでしょうかな。 720 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 721 ◯水道局長(古川文男君) 先ほども答弁させていただてますように、やはり大滝ダムの完成によって、過去の例を見れば、県水、今は145円でございますけども、県水の値上げというようなこともあるかも分かりません。しかし、先ほどの答弁でも申しましたように、やはり不確定要素も取り入れた料金体系を続けるよりも、やはり今できる精一杯のことを今やることが、市民の福祉の向上につながっていくんではなかろうかと、このように考えておりまして。やはり、この4年間は歯を食いしばってでもこの金額でお願いできたらなと、このように考えております。また、この中で、非常に突拍子もないようなことが起これば、また議会とも十二分に協議もさせてもらいながら検討もさせてもらいたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 722 ◯委員長(小笹浩樹君) 西口議員。 723 ◯委員外議員(西口広信君) よく分かりました。ただ、そういうことで値下げして、今度また値上げというと、どうも私も心配してますねけども、1つ、できるだけ値上げせんようにね。先ほど中谷議員が言われた、そういうことも踏まえてひとつ頑張っていただきたいと思います。大いに結構ですので、どうも有り難うございます。 724 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。
                 (「なし」との声あり) 725 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第43号については、原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 726 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第43号については原案のとおり可決いたすことに決しました。  次に、審査事項、(9)議案第9号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計予算を議題といたします。  それでは、所管の部長から説明を受けます。古川水道局長。 727 ◯水道局長(古川文男君) それでは、議案第9号、平成20年度生駒市下水道事業特別会計予算につきましてご説明をさせていただきます。  予算に関する説明書、これの221ページをお願いいたします。  まず歳入でございます。款1、分担金及び負担金、項1、負担金、目1、下水道費負担金でございます。本費目につきましては、下水道費の受益者負担金といたしまして、公共下水道を利用される土地所有者などに対しまして、1平方メートル当たり400円の受益者負担金を計上させていただいております。  次に、款2、使用料及び手数料、項1、使用料、目1、下水道使用料でございます。下水道の使用料につきましては、1平方メートル当たり94円に消費税相当額5%を加算いたしまして予算計上をさせていただいております。同じく項2、手数料、目1、下水道手数料でございます。本費目につきましては、排水設備の指定工事店あるいは排水設備工事責任技術者の登録手数料を計上させていただいております。  次に、222ページをお願いいたします。  款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、目1、下水道費国庫補助金でございます。本費目につきましては、下水道の管渠整備事業等における国からの補助金でございます。  次に、款4、繰入金、項1、一般会計繰入金、目1、同じく一般会計繰入金でございます。本費目は、下水道事業に充てるため、一般会計から繰入れをお願いするものでございます。  次に、款5、諸収入の項2、雑入でございます。この費目につきましては、事業に伴います消費税の還付金が主なものとなってございます。  次に、223ページでございます。  款6、市債につきましては、公共下水道あるいは流域下水道事業に伴います起債の収入額を計上させていただいております。  続きまして、歳出をお願いしたいと思います。  224ページをお願いいたします。  款1、下水道費、項1、下水道費、目1、下水道総務費でございます。本費目につきましては、下水道事業の一般的な経常経費でございます。そのうち、主なものといたしまして、節13、委託料でございますが、下水道使用料の徴収などに必要な経費を始め、地理情報システムのデータ更新に要する経費を計上させていただいております。  続きまして、225ページをお願いいたします。  目2、下水管渠維持費でございます。本費目につきましては、下水道管を始め、マンホールなど、下水道施設の維持管理に要する経費でございます。主なものといたしましては、同じく節13、委託料におきまして、民間が開発いたしました住宅地の集中浄化槽を公共下水道に接続するために必要な宅内誤接調査を始め、流量計測などに要する経費を計上させていただいております。また、節15でございます。15の工事請負費で、管渠維持補修工事といたしまして、マンホールの老朽化に伴います鉄ぶたの取替え工事を始め、下水道管などの管更生工事費を計上させていただいております。また、節19でございます。19、負担金補助及び交付金でございますが、奈良県の流域下水道に対する使用料負担金を計上させていただいております。  続きまして、225ページから226ページにかけましての目3、下水処理施設費でございます。本費目につきましては、竜田川及び山田川浄化センター並びに各中継ポンプ場の維持管理に要する経費でございまして、薬品などの消耗品費を始め、光熱水費に要する経費のほか、施設の管理業務委託に要する経費を計上させていただいております。また、新規事業といたしまして、供用開始後22年が経過しております竜田川浄化センターの運転監視、制御設備、これは電気設備でございますけども、この設備の更新を図るため、実施設計業務などに要する経費を計上させていただいております。  続きまして、目4、公共下水道管渠整備事業費についてでございます。本費目につきましては、竜田川及び富雄川処理区における管渠の整備事業などに要する経費を計上させていただいております。まず、節13の委託料についてでございますが。下水道事業に伴います測量及び調査委託料を始め、新規事業といたしまして、効率的な下水道事業の実施のための基本計画を策定させていただくための経費を計上させていただいております。この計画でございますけども、本計画は、行政機関が行う政策の評価に関する法律に基づきまして、下水道事業の再評価を実施していく中で、奈良県の汚水処理総合基本構想、あるいは流域下水道計画との整合性を図りながら、本市の汚水処理に関する将来構想を策定させていただくものでございます。次に、節15の工事請負費でございますが、本年度の工事箇所といたしましては、30カ所を予定いたしてございます。また、節22の補償補てん及び賠償金につきましては、下水道管の埋設工事などに支障となります水道管、ガス管の地下埋設物の移設の経費を計上させていただいております。なお、これらの管渠の整備によりまして、下水道普及率でございますけども、この普及率は平成20年度末には56.1%を見込んでおります。  続きまして、目5の流域下水道事業費でございます。本費目につきましては、これは大和川上流流域下水道の負担金といたしまして奈良県が予定いたしてございます浄化センターの整備事業などに要する経費の応分の負担金でございます。  続きまして、款2の公債費でございますけども、これは、公共下水道の下水道事業に伴います起債の償還予定額を元金と利子に分けまして計上させていただいております。  また、228ページの款3、予備費でございますけれども、予備費につきましては、500万円を計上させていただいております。  次の229ページからはよろしくご清覧承りますようお願いいたします。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 728 ◯委員長(小笹浩樹君) 説明は終わりました。本案について、これより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。井上委員。 729 ◯委員(井上充生君) ちょっと参考までに聞きたいんですけども、下水料金の、大体一般家庭で年間のかかる費用というのはどれぐらいになるんですか。 730 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 731 ◯水道局長(古川文男君) 先ほど言いましたように、一般ということで、水道の使用水量がざっと大体27あるいは30トンということでちょっと参考までにと。下水道の処理費用になれば、使用料としてざっと3,500円ぐらい。 732 ◯委員(井上充生君) 年間。 733 ◯水道局長(古川文男君) すみません、月です。それ掛ける12ということですけども。それと、今度は、合併処理浄化槽を使用された方については、法的にきちっとルールを守るという条件付きの下では、6万5,000円ぐらい。すみません、1年間でいってます。大体1年間6万5,000円。そして、集中浄化槽。大きく言いましたならば、汚水処理については、この大きな3つの柱がございます。集中浄化槽については、つまりコミプラですけども、年4万5,000円ぐらいというのが今の状態になってございます。 734 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 735 ◯委員(井上充生君) 聞こうと思ってたことを先に答えていただいたんですけども、集中の方はかなり少ないかなと。ただ、下水道を引こうにも引けない調整区域内とか、合併しか引けないと。そことの差が年間に約2万5,000円あるということなんですよね。その辺、生駒市の中で公平に近いサービスを受ける、またあるいはその費用の負担の方でもということがあって、それは適正とお考えなのか、その辺。合併の方になるのか、環境の方なのか、ちょっとあれなんですけど、今下水が出てきたからちょっとその辺の考え方を聞かせていただきたいなと。 736 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 737 ◯水道局長(古川文男君) 同じ生駒市の水質を守る、あるいは生活の環境を守る、衛生的な環境を守るという視点で考えれば、それぞれの処理形態における負担については、公平性に欠けている点があるというような形で認識をやってございます。 738 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 739 ◯委員(井上充生君) そうなんですよね。逆に、川の水とかをきれいにするという効果を考えれば、合併の方が効果があるはずなんです、水量が増えたりとか、いろんな意味でね。にもかかわらず、合併浄化槽の方が、下水道を引けない地域の方の方より負担が大きいと。これは、やっぱり行政として、もうちょっと補助の対象にするとか、何か考えないといけないのかなという気がするんですけども。それは、下水道の方で値上げをせよということじゃなくて、環境の方になるかと思うんですけども、その辺はどうなんでしょうね。 740 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 741 ◯水道局長(古川文男君) これは、内部的にも十二分に検討をやっている最重要課題という形になるんですけども。平成20年度予算にも、先ほど説明させていただきましたように、効率的な事業実施のための計画をつくっていくと。この中身は、汚水処理基本計画を中心に置いてございます。この計画は、今委員さんご指摘の、当然、下水のエリアと合併処理浄化槽で処理できるエリアをある程度方向付けをしっかりやっていこうやないかと。それをまずしっかりやった上で、そして、それに対して誘導的な政策と、それと負担の公平性をその次にそこに視点として入れまして、そうして生駒市が将来的に考える汚水処理の考え方を打ち出していきたいなと、このように考えておりますので、もうしばらく待ってもらえたらなと、かように考えております。 742 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 743 ◯委員(井上充生君) 大いに期待をしておりますので、できるだけ早い時期にまたその報告をいただけるようにお願いをしておきます。以上です。 744 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。伊木委員。 745 ◯委員(伊木まり子君) 確認なんですけど、下水道の普及率が20年度末で56.1%になると。19年度は46%、何ぼでしたか。 746 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 747 ◯水道局長(古川文男君) 普及率というのは、平成18年度末には49.6ということで、表に公表をやってございます。19年度、予算でまず考えてましたのが、一応19年度の事業目標が52.3%。これが、今19年度、つまり、20年の3月末で執行見込みが53.1%になるだろうと。だから、平成19年度は、予定では52.3が53.1。この53.1を踏まえまして、20年度の整備後の面積をそこに加えることによって、先ほど委員さんがおっしゃった56.1というのが平成20年度の目標値という形に考えてございます。 748 ◯委員長(小笹浩樹君) 伊木委員。 749 ◯委員(伊木まり子君) 一応これから計画を作成されるということですけども、大まかなことで、公共下水道としては何%ぐらい普及をさせるとか、まだそれも全然予定としてはないんですか。あればちょっと教えてください。 750 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 751 ◯水道局長(古川文男君) 一応、奈良県には、県全体の汚水処理の基本構想というのがございます。その中で、当市、生駒市のものについては、平成34年度末で汚水処理として84.8%という一つの県の方針がございます。これは、先ほど言いましたように、下水を84.8に持っていくのではなくして、汚水処理を84.8に持っていくという一つの考え方でございますので、またその点よろしくお願いしたいと思います。 752 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 753 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。角田議員。 754 ◯委員外議員(角田晃一君) ご説明にはなかったんですけども、予算に関する説明書の232ページの、開けていただいて、この地域手当というのはどういう性格のものなんですか。キですね。キの地域手当というのがありますよね、232ページに。 755 ◯委員長(小笹浩樹君) 吉岡財政課長。 756 ◯財政課長(吉岡源裕君) 人件費の中身なので、ちょっと詳しくは分からないんですけども、従前調整手当と申し上げていた分でございまして、地域によって、この支給率が違うと、都心部に行くほど高いという分でございます。給料の分に6%を掛けて出す経費でございます。 757 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 758 ◯委員外議員(角田晃一君) つまり、一般には、例えば北海道なんかだと、冬季に燃料手当とか、都市部においては物価が高いからそういうのを乗せていくと。そういう意味の地域手当だと、こういう理解でいいですね。 759 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 760 ◯委員外議員(角田晃一君) それから、ケのその他の手当で、扶養手当、国の制度と同じ、通勤手当も同じと。これは何かありますかね。別に今でなくてもいいんですけどね。 761 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員、項目の内容については、企画総務委員会でご質問いただけますか。 762 ◯委員外議員(角田晃一君) あ、そうですか。はい、分かりました。(発言する者あり) 763 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 764 ◯委員外議員(山田正弘君) 下水道の加入分担金のことでちょっとお聞きしたいんですけど、あれは、敷地の広さに応じてということになっていますね。平米何ぼぐらいですか。 765 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮本課長。 766 ◯下水道課長(宮本正興君) 土地の面積、平米400円でございます。 767 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 768 ◯委員外議員(山田正弘君) 平米400円。それはそれでよろしいですけどね。田舎でしたら、敷地が広いとこもあるんですわ。家の建ってる敷地ね。その敷地の広さによって幾ら違いますんですか。 769 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮本課長。 770 ◯下水道課長(宮本正興君) 基本的には、公簿に対して賦課しておりますけど。  公簿面積。実態的には、家屋と一体の庭なんかになっている分でしたら、それを一つの土地として平米400円を掛けております。ところが、非常に坂の、傾斜のある土地でしたら、その部分は外しているケースがあります。 771 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 772 ◯委員外議員(山田正弘君) そうしたら、庭とかは平米の中に入れてるわけですか。 773 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮本課長。 774 ◯下水道課長(宮本正興君) はい、そうです。 775 ◯委員外議員(山田正弘君) そうしたら、今課長がおっしゃった斜面とかそういうところは入れてないということなんですけどね。ちょっと広いとこがあるんでね、市民の方が自分とこの敷地が広いから、加入するのにも平米400円やから、たくさん払わないかんからしんどいというのがあちこち聞きますんでね。使う量は、水道のメーターに応じてのことであって、それはみんな一緒やと思うんですわ、敷地が狭うても広うても一緒なんですけど。そういう広さを何とかできへんのかなというのが私のお聞きしている趣旨なんですけど。それはもう、どないもできないですか。 776 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮本課長。 777 ◯下水道課長(宮本正興君) 下水道が整備されますと、基本的にはその地域の衛生的で快適な住環境ができると。そしてまた、併せて資産価値も上がってくるということで、基本的には土地のベースに対して賦課させていただいているところでございます。 778 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 779 ◯委員外議員(山田正弘君) いや、それはね、よう分かりますやん。そら、資産価値も上がるのかも分からへんし。ただ、加入するのに、自分とこの敷地が広いから、平米400円を掛けたら、普通の30平米のとこと、やっぱり、400も500もあるとこは全然違いますでしょう。そのことを言ってるだけで。それがあかんとか言ってるんじゃないですけどね。そういうことで、何とかならないのかということをお聞きしてるんですわ。普通の1軒の家で、100坪のとこもありゃ、1,000平米というんですか、100坪じゃなしに、100平米とか、1,000平米とかありますでしょう。それを聞いてるんですけどね。 780 ◯委員長(小笹浩樹君) 宮本課長。 781 ◯下水道課長(宮本正興君) 街中の家屋と違って、旧村に行きますと、やはり家屋また畑等を一つの一体型でしてるケースもございます。その場合には、まず基本的には地番を確認させてもろうて、そして、家屋等が主に入っている及びまたその庭、あくまでも住居と一体型になっている部分については賦課対象。ただし、もう純然たる畑の部分やと、地番もそこの家屋物とは違う地番になっているという場合には外させていただいております。 782 ◯委員外議員(山田正弘君) はい、分りました。ありがとうございます。 783 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 784 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第9号については原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 785 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第9号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~
    786 ◯委員長(小笹浩樹君) 次に、審査事項、(10)議案第11号、平成20年度生駒市水道事業会計予算を議題といたします。  それでは、所管の部長から説明を受けます。古川水道局長。 787 ◯水道局長(古川文男君) それでは、議案第11号、平成20年度生駒市水道事業会計予算につきましてご説明をさせていただきます。  別冊でございます。別冊をよろしくお願いしたいと思います。平成20年度生駒市水道事業会計予算。この予算書をお願いいたします。まず、めくっていただきまして、1ページでございます。  業務の予定量、まず第2条でございます。(2)の年間総配水量は、昨年度と同様の1,350万立方メートルを予定させていただいております。また、(4)の1日の最大配水量は、これは夏の一時的な使用量の増加などにも対応できるように4万7,500立方メートルを見込んでおります。  次に、(5)の主要な事業、また、次のページの第3条でございますけども、収益的収入及び支出。第4条の資本的収入及び支出の各予算の予定額につきましては、5ページ以降で、これは5ページ以降に追加事業会計の予算の実施計画書のところでご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。  次に、第5条、一時借入金、また第6条の予定支出の各項の経費の金額の流用。第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費。第8条、棚卸資産、購入限度額につきましては、各項目へは金額を定めさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、続きまして5ページをお願いいたします。  平成20年度生駒市水道事業会計予算実施計画でございます。まず1の収益的収入及び支出でございます。款1の事業収益につきましては、総額で、前年度に比べまして0.3%増の29億5,412万円を予定させていただいております。  事業収益の内訳でございます。項1の営業収益のうち、目1、給水収益、これは水道料金でございまして、28億2,000万円を予定しております。  次に、項2の営業外収益につきましては、目1の受取利息といたしまして、預金利息などで2,100万円。目2の給水分担金といたしまして、分担金総額の4分の1相当額で、4,019万2,000円を予定いたしてございます。  次に、支出でございます。  款1、事業費用は、総額同じく29億5,412万円を予定させていただいております。まず、項1の営業費用でございます。目1の原水及び浄水費につきましては、主に各設備機器及び浄水施設の運転管理業務の委託料を始め、次のページでございます動力費を予定するとともに、受水費といたしまして奈良県営水道から購入する水道水の費用、県水の受水費用でございます。この費用は、13億188万7,000円を合わせまして17億597万4,000円を予定しております。  次に、目2の配水及び給水費につきましては、委託料といたしまして、漏水調査に要する経費を始め、給配水管の維持管理に要する経費といたしまして、修繕費6,938万8,000円、路面復旧費4,455万円などの経費を合わせまして3億3,600万1,000円を予定しております。  次に、目3の受託工事費につきましては、これは消火栓の修繕などに要する経費といたしまして957万1,000円を予定いたしてございます。  次に、目4の総係費につきましては、主に水道料金を徴収するための検針を始め、その他営業活動に要する経費といたしまして2億4,994万円を予定いたしてございます。  次のページでございます。  目5の減価償却費につきましては、5億3,713万1,000円を予定しております。  続きまして、8ページをお願いいたします。  2の資本的収入及び支出でございます。款1、資本的収入につきましては、総額で1億9,422万2,000円を予定させていただいております。内訳でございます。項1の寄付金といたしまして、宅地開発などに伴う施設整備協力金で527万2,000円。項2の納付金につきましては、県などの工事によります配水管の移設工事などに伴います納付金といたしまして6,734万円を予定しております。次に、項3の負担金につきましては、他会計負担金といたしまして、消火栓の新設、改良に伴う負担金103万5,000円を予定いたしてございます。次に、項4の分担金につきましては、先ほどの給水分担金の総収入の4分の3相当額といたしまして1億2,057万5,000円を予定しております。  続きまして、支出でございます。  款1の資本的支出につきましては、総額で6億3,653万円を予定いたしてございます。まず、項1の建設改良費でございます。目1の新設改良費につきましては、新規事業といたしまして、東生駒配水池改修工事を始め、真弓浄水場無停電電源装置工事を予定するとともに、配水管の布設工事や、老朽化した配水管の管網整備による布設換え工事、また、下水道整備などの公共工事に伴います水道管の移設工事などを予定いたしてございます。  次に、目2の配水施設費につきましては、県施行の河川改修工事などに伴います配水管の移設工事費といたしまして734万円を予定いたしてございます。  次に、目3の山崎浄水場ろ過設備改良工事につきましては、継続事業といたしまして、プロポーザル・デザイン・ビルド方式を用いまして老朽化いたしてございますろ過施設の更新を図るものでございまして、1億7,930万円を予定いたしてございます。  次に、目4の固定資産購入費につきましては、水道メーターを始め、深井戸用の水中ポンプの購入費などを合わせまして3,449万5,000円を予定いたしてございます。  続きまして、9ページをお願いいたします。  項2の企業債償還金でございます。4,357万4,000円を予定いたしてございます。次に、項3の還付金、また、項4の予備費につきましては、2,000万円を予定いたしてございます。  なお、10ページ以降につきましては、よろしくご清覧おき賜りますようお願いいたします。以上でございます。 788 ◯委員長(小笹浩樹君) 説明は終わりました。  本案についてこれより委員による質疑に入ります。  質疑等ございませんか。白本委員。 789 ◯委員(白本和久君) 予算案の概要で、47ページなんですけども、企業会計の概要というところで、給水戸数が500戸増えてるんですけども、年間総配水量は一緒というのはどういうことでしょうか。 790 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷主幹。 791 ◯総務課主幹(中谷博明君) 毎年、総配水量とか使用水量につきましては、器具とか漏水とかの分がどんどん良くなってきましたので、戸数が増えていくとともに水量が上っていくという傾向は最近無くなってきたという形で考えております。 792 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 793 ◯委員(白本和久君) 分かりにくいんですけれども、普通に考えたら、500戸家が増えたら、年間総配水量も増えるんじゃないかと思うんですけども。 794 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 795 ◯水道局長(古川文男君) 有収率の関係と非常に関連性が強いということで。つまり、無駄な水を無くすことによって、有効な同じ水だけを送れば、有効性を高めることによって戸数は増える。つまり、同じ量であったとしても、有収率、つまり、ロスする水を無くすことによって、当然送る戸数は増えてくるという考えでございます。以上でございます。 796 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 797 ◯委員(井上充生君) 今年、一昨年と比べて有収率がかなり上がったということがあったと思うんですけど、たしか記憶にあるんですけども。今年度の基準みたいな形で20年度も考えておられるという。有収率に関しては。 798 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 799 ◯総務課長(北側義恭君) 確かに18年度決算で95。 800 ◯委員(井上充生君) 上がったね。かなり上がったなというのが。 801 ◯総務課長(北側義恭君) はい、上がりました。今後も漏水調査、これにつきましては全市的に、年次的に行っておりますので、これぐらいはやはり確保できるかというふうに考えておるところでございます。 802 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 803 ◯委員(井上充生君) あのときは、上がった原因、何か分からんということを言っておられたんですけど、まあそれはそれでいいです。  それと、昨年、水銀の件で3本の井戸を止めたと思うんです。そのうちの何本かは回復されているのかどうかというのはちょっとあれなんですけども。その県水の受水量には、これ、影響を及ぼしてますか。 804 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 805 ◯水道局長(古川文男君) 水銀のときには、いろいろとご心配をかけまして申し訳ございませんでした。今現在も21号井戸は止めてございます。止めている井戸の水量は、県水の方で増やしてございます。だから、平成。 806 ◯委員(井上充生君) 増やしてる。 807 ◯水道局長(古川文男君) 増やしてるということです。全体の枠は一緒ですので、止めてる分だけ県水にシフトしているという形になってございますので、若干受水費、先ほど言いましたけども、13億ぐらいが予算ですけども、前回よりも増えてます、県水の受水費については。 808 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 809 ◯委員(井上充生君) 当初は3本止めてたと思うんですけど、現在は1本だけ止めてるという。 810 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 811 ◯水道局長(古川文男君) すみません、きちっと説明させてもらわなくて申し訳ございません。一応、去年の12月の20日過ぎに3本止めてましたけども、残りの2本については安全性が確認されましたので、現在、21号の井戸だけ止めさせていただいて、あと残り2本はそのままくみ上げているという状態でございます。 812 ◯委員長(小笹浩樹君) 井上委員。 813 ◯委員(井上充生君) たしかあのときの説明で、3本を止めても、県水の今買入れ分で補えるみたいな説明をちょっと受けたかなという気があるんですけども、今年1本まだ止まっているだけで増やしてるというのは、やっぱり足りなくなったというふうに。 814 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 815 ◯水道局長(古川文男君) これ、私もちょっと難しいことはよく分からないんですけど、県水を買おうと思ったら、申し込んでおかなあかん。申し込む分については、ある程度余裕があれば買えるということで。だから、うちの方の余裕があれば、それを買うてた。だから、21号のその3本の井戸も、その中である程度は泳げてたわけですけども、期間が長くなってくれば、それも胴体が持たなくなりますので。申し訳ございません。 816 ◯委員(井上充生君) そういう意味か。分かった、分かった。はい、分かりました。 817 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。白本委員。 818 ◯委員(白本和久君) さっきの質問で、引き続きというか、あれなんですけども、逆に言えば、平成19年度は、この総配水量は見込めるということですか。 819 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 820 ◯総務課長(北側義恭君) ちょっとさっき私ども、質問の意味を取り間違えまして申し訳なかったことでございます。最近の傾向といたしましては、例えば17年度から18年度、この1年間におきます給水人口が増えたのが835人。対しまして、増加いたしました給水戸数が828という、非常に、人口、1所帯1人というような増え方でございます。それに対しまして、毎年有収水量は、例えば17から18までには1人当たり7リットル減少いたしておるというようなことでございます。したがいまして、昨今の傾向からいたしまして、人口は横ばいながら、所帯分離の関係上、給水戸数は増える、しかしながら、配水量はそれにつれて1人当たり減っているということで、現状維持だというふうに理解をしていただけたらと思います。 821 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 822 ◯委員(白本和久君) 聞いてるのは、平成19年度は、20年度から、局長が言わはって理解ができましたけれども、そうしたら、19年度これは見込めるんかという、先ほどの条例の経過措置のとこで、検針のとこで説明を聞いてたら、もう見込みは分かるんじゃないかという気がしましてんけども。 823 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 824 ◯総務課長(北側義恭君) このとおり、一応この数値に向かって頑張っておりますし、いける予定でございます。ただ、これと有収水量とはまた別物でございます。 825 ◯委員長(小笹浩樹君) どうですか。白本委員。 826 ◯委員(白本和久君) そうしたら、19年度の年間総配水量については達成できるということですか、今の話でしたら。 827 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 828 ◯総務課長(北側義恭君) はい、その予定のつもりで。それにかなり近い数字ということで頑張っております。 829 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 830 ◯委員(白本和久君) 次に、4の営業収益なんですけども、平成19年度と20年度では、20年度の方が営業収益が上がってるんですけども、値下げしても、なおかつ上がるという、この526万8,000円はどういうことですか。 831 ◯委員長(小笹浩樹君) 中谷主幹。 832 ◯総務課主幹(中谷博明君) 最近、大口需要家がかなり伸びて、イオンができまして、イオンの水量がかなり。だから、従量制をしいておりますので、50、100と多く使えば1トン当たりの単価がかなり上がってきます。そういう観点から、大口需要家がかなり伸びてますので、予算的にはいけるかなという考えで計上させていただいております。 833 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 834 ◯委員(白本和久君) 支出の方で、予備費が500万から4,000万に上がってるんですけども、これは何か理由があるんですか。 835 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 836 ◯総務課長(北側義恭君) 予備費は、設けても設けなくてもいい項目でございますけれども、水道局の場合は、企業でございます。したがいまして、通常の民間企業と同じように納税義務というものが発生いたします。この部分につきましては、消費税納税金額、今回の部分につきましても計上はさせてはいただいておりますけれども、それの算出根拠が、この収入若しくは費用等がすべて100%行われた時点での納税額ということで計上させていただいております。しかしながら、歳出の部分につきましては、未執行を当然ながら控除されない部分が増えるわけですから、納税額は増えると。そういったものすべて判明いたしますのは、決算が打ち終わった後で初めて分かる問題だということで、この部分を予備費ということで計上したわけでございます。 837 ◯委員長(小笹浩樹君) 白本委員。 838 ◯委員(白本和久君) どうしてこの500万から4,000万になったかというのを聞いてるだけで、数値的に言っていただければ有り難いんですけども。 839 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 840 ◯総務課長(北側義恭君) あくまでも、今申し上げましたとおり、この中で500万から4,000万へ、この3,500万円の差につきましては、例えば、極端な話、ろ過池が19年度未執行で、20年度にやりました。そういたしますと、その中で2億円ほど歳出が減るわけです。つまり、税額でいたしましたら、予算を組み立てた時点では満額やるということですけれども、これがすべて未執行に終わることによりまして、その時点でもう1,000万円の税額の差異が生じるということでございます。したがいまして、この執行率等々、過去の経験から勘案いたしまして3,500万円増加したということでございます。 841 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。よろしいか。              (「なし」との声あり) 842 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑等を終結いたします。  次に、委員外議員による質疑等に入ります。  質疑等ございませんか。角田議員。 843 ◯委員外議員(角田晃一君) この47ページの支出のところで、600万、19年度、まあ19年度決算というのはこれからというか、もう少しあとしばらくで締まると思うんですけど、一応600万、特別損失が出てますよね。20年度、これは予算ですけども、やはり同じように600万と。損失というのは、特別損失なんだから変動するのかなと思うんですけど、これについて説明を。 844 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 845 ◯総務課長(北側義恭君) この損失と申し上げますのは、過年度損益修正損といいまして、過去の決算を打った数字に修正を加えるということでございます。その中で、一番大きいのが、やはり、企業会計は発生主義でございますので、調定を上げた時点で、収益に前年度中に決算を打たさせていただきます。後年度以降に、漏水等によりましてお客様から減免申請が出ます。そういたしますと、決算の数字を後年度以降で修正を加えると。この金額でございます。 846 ◯委員長(小笹浩樹君) 角田議員。 847 ◯委員外議員(角田晃一君) 私が質問をしましたのは、19年度も20年度も同額というところで、結局今おっしゃった発生主義において20年度も19年度と同じように発生するんだと。まあ予算ですからね、そら、もし変ればそのように変えてもらっていいんですけどね、決算としてはね。そういう趣旨でおっしゃったと。こういう理解でいいんですか。 848 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 849 ◯総務課長(北側義恭君) この金額、非常に算定が、正直言って難しゅうございます。なぜならば、20年度で修正損を上げるということは、19年度中の収益として計上したものが、この4月に入ってから19年度分の減免申請やということで何人のお客様が持ってこられるか、それが非常につかみづらいということで、一応前年度と同じ数字を上げさせていただいたということでございます。 850 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。山田議員。 851 ◯委員外議員(山田正弘君) 年間配水量なんですけど、1,350立米ですね。このうち、自己水は何ぼぐらいあるんですか。(発言する者あり)4割ぐらい。(発言する者多し) 852 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 853 ◯総務課長(北側義恭君) 一応予定ですけれども、総配水量が1,350万トン、それに対しまして、県営水道が855万トン、残りが495万トン、これが自己水ということの考え方をいたしております。
    854 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 855 ◯委員外議員(山田正弘君) 今、県水は申し込んで買うてますわね、何トンいうことで。そうしたら、ちょっと私、ちらっと老婆心で聞いてるんですけど、大滝ダムができた場合は、割当制というようなことを聞いてるんですが、ちょっとそれだけお聞きしたいんですけど。(「今でもそうや」との声あり)今でも割当制ですか。 856 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 857 ◯総務課長(北側義恭君) 料金の方でもご答弁申し上げましたとおり、今完成年度、供給年度までを聞いているだけで、その後、料金が幾らになるとか、割当数字等々につきましては、一切聞いておりません。(発言する者あり) 858 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 859 ◯委員外議員(山田正弘君) 私聞いてるのは、大滝ダムが供用開始になったら割当制やというようなことを聞いてるんですけど、それがほんまかどうかちょっと。聞いてるか、聞いてないかだけ教えていただきたいんですけど。(発言する者多し) 860 ◯委員長(小笹浩樹君) 北側課長。 861 ◯総務課長(北側義恭君) 割当制かどうかという表現は別にいたしまして、平成13年度に、将来に向けましての覚書を結んでおります。 862 ◯委員長(小笹浩樹君) 山田議員。 863 ◯委員外議員(山田正弘君) その内容はどうですか。覚書の内容。(「何の覚書や」との声あり)いや、何の覚書や分からへん。(「統一で決めとるねんや」との声あり)決めとるわけや。(発言する者あり)いやいや、出てくるか分からへん。それが値段に反映してくるからや。 864 ◯委員長(小笹浩樹君) 古川局長。 865 ◯水道局長(古川文男君) ちょっと手持ちに資料がございませんので、ちょっとだけ時間をいただきたいと思います。 866 ◯委員外議員(山田正弘君) 今じゃなくても結構です。教えてください。 867 ◯水道局長(古川文男君) あ、そうですか。えらいすみません。申し訳ございません。 868 ◯委員外議員(山田正弘君) よろしいわ。 869 ◯委員長(小笹浩樹君) よろしいか。 870 ◯委員外議員(山田正弘君) はい、もう結構です。 871 ◯委員長(小笹浩樹君) ほかにございませんか。              (「なし」との声あり) 872 ◯委員長(小笹浩樹君) 質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑等を終結し、本案を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第11号については原案のとおり可決いたすことにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 873 ◯委員長(小笹浩樹君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会といたしましては、議案第11号については原案のとおり可決いたすことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 874 ◯委員長(小笹浩樹君) 以上で、本会議から付託された案件の審査はすべて終了いたしました。  続きまして、2、その他でございますが、本件については、当委員会の所管事項について委員の発言を受けます。  発言はございませんか。              (「なし」との声あり) 875 ◯委員長(小笹浩樹君) ないようでございますので、これにて環境文教委員会を終わります。              午後3時25分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。               環境文教委員会委員長   小  笹  浩  樹 ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....